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ロック・メタル

ロック

Rock

アメリカ合衆国 / 北米 · 1960年〜

1960年代に成立した、Rock and Rollを発展させたエレキギター主体の音楽群の総称。

まずはここから

ひとことで言うと1960年代に成立した、Rock and Rollを発展させたエレキギター主体の音楽群の総称。

まずはこの曲からThe Rolling Stones(I Can't Get No) Satisfaction ▶ YouTube

代表的な人The Beatles

どんな音か

エレキギター(1〜2本)、ベース、ドラム、ボーカルのバンド編成が基本。BPMは100〜170と幅広い。ギターには歪んだ音(ディストーション)と歪まない澄んだ音(クリーン)があり、その対比が表情を生む。曲の中心となるフレーズ(リフ)と即興のソロが、聴かせどころの両輪だ。ドラムは8分音符を刻みつつ2拍目と4拍目でスネアを強く打つ「8ビート」が標準で、ベースはギターのルート音をたどる。歌は、歌い出しのAメロ(最初の歌部分)では語るように、サビでは張り上げ、クライマックスでは絶叫と、振れ幅が大きい。曲構造はAメロからBメロを経てサビへ向かうのが基本だが、プログレやハードロックは長尺の展開も多い。録音の質感は時代ごとに違うが、打ち込みが主流の今も、バンドのメンバーが同じ部屋で同じ一拍を鳴らす——その手応えこそ、ロックが手放さなかったものだ。

このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。

8ビート・バックビート · 120 BPM

聴きどころ

まず耳を向けたいのはリフだ。どれだけ覚えやすく、どれだけ強いか——口ずさめてしまうリフが名曲の入口になる。次に、ボーカルとギターソロのバトン渡し、Bメロで緊張を高めてサビで一気に解き放つ流れ、ドラマーのフィル(パターン外の装飾)の入れ方も聴きどころだ。音色はギターとアンプの組み合わせで変わる。テレキャスター(明るい音のギター)をVoxのアンプにつなぐと、きらきらと鈴を転がすような響きになり、これはビートルズ初期の音。一方レス・ポールをマーシャルにつなぐと、太く歪んだ厚い音になり、これはレッド・ツェッペリンの音だ——同じ六弦でも、組み合わせ一つで別物になる。ドラマーの個性も同じフィル一つで表れる。重く叩き込むジョン・ボーナム(愛称ボンゾ、レッド・ツェッペリン)、手数で埋めるキース・ムーン、整然と叩くデイヴ・グロール——同じ装飾がまるで別物に聞こえる。

初めて聴くなら

まず1曲なら、The Rolling Stones『(I Can't Get No) Satisfaction』(1965)。リフの破壊力で型がつかめる。1枚なら、Led Zeppelin『IV』(1971)。約42分で1970年代ハードロックの要素がひと通り詰まっている。1990年代なら、Nirvana『Nevermind』(1991)で轟音と内省が同居する瞬間に出会える。2000年代以降のロックの広がりを知るなら、ロック復権の象徴となったThe Strokes『Is This It』(2001)。そしてロックがシンセへ越境した到達点として、Tame Impala『Currents』(2015)——これはサイケロックからシンセ主導のポップへ踏み出した一枚で、ロックの外縁にあたる。

代表アーティスト

  • The Beatlesイギリス · 1960年〜1970
  • The Rolling Stonesイギリス · 1962年〜
  • Jimi Hendrixアメリカ合衆国 · 1963年〜1970
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  • The Whoイギリス · 1964年〜
  • The Doorsアメリカ合衆国 · 1965年〜1973
  • Queenイギリス · 1970年〜
  • The Doobie Brothersアメリカ合衆国 · 1970年〜
  • The Policeイギリス · 1977年〜1986
  • Foo Fightersアメリカ合衆国 · 1994年〜
  • Museイギリス · 1994年〜
  • Arctic Monkeysイギリス · 2002年〜
  • Greta Van Fleetアメリカ合衆国 · 2012年〜

代表曲

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生まれた背景

1955年前後、米国南部でロックンロール(ロック・アンド・ロール)として誕生。エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、リトル・リチャードがブルースカントリー、R&Bを若者向けに加速した。

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1960年代を通じて、ビートルズやローリング・ストーンズ、ザ・フーら英国勢が加わり、呼び名は「rock and roll」の短縮形「ロック」へと移って、音楽性の幅も広がった。1970年代、レッド・ツェッペリンらが音量と曲尺を巨大化させたが、1976〜77年のパンクがそれを一度壊して原点へ引き戻し、1990年代にはニルヴァーナが内省と轟音でロックを再定義した。2000年代以降、ヒットチャートの主役はヒップホップポップへ移ったが、ギター・ベース・ドラムという編成は途切れず作られ続けている。

音楽的特徴の詳細

楽器エレキギター、ベース、ドラム、声

その後の代表曲

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日本との関係

1960年代後半のグループ・サウンズ(ザ・タイガース、ザ・スパイダース)から、はっぴいえんど、サザンオールスターズ、矢沢永吉、BOOWY、X JAPAN、Mr.Children、ミスチル、Spitz、B'z、ラルク、L'Arc〜en〜Ciel、aiko、椎名林檎、ASIAN KUNG-FU GENERATION、ONE OK ROCK……と日本ロックは独自の発展を続けてきた。GLAY、L'Arc〜en〜Cielらは中国韓国でも世代的な存在になっている。

豆知識

ロックンロール(rock and roll)」はもともと性行為を指す俗語だった——1920年代までにはブルースジャズの歌詞で隠語として定着していた、アフリカ系アメリカ合衆国人の間の言い回しだ。1951年にクリーヴランドのDJアラン・フリードが、白人若者向けに「ロックンロール」と再定義してラジオで広めたのがジャンル名としての始まりだ。

影響・派生で結ばれたジャンル

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ジャンル関係図1890年代1930年代1940年代1950年代1960年代1970年代1980年代1990年代2000年代2010年代ロックロックブルースブルース台語ポップ台語ポップフォークフォークロックンロールロックンロールアイリッシュ・ショウバンドアイリッシュ・ショウバンドスペイン・ロックスペイン・ロックペルー・ロックペルー・ロックアイリッシュ・ロックアイリッシュ・ロックアナドル・ロックアナドル・ロックサイケデリックロックサイケデリックロックトロピカリアトロピカリアカントリーロックカントリーロッククラウトロッククラウトロックハードロックハードロックロック・ウルバーノ・メキシカーノロック・ウルバーノ・メキシカーノキーウィ・ロックキーウィ・ロックケルト・ロックケルト・ロックオーストラリアン・パブロックオーストラリアン・パブロックパンクロックパンクロックAORAORバングラ・ロックバングラ・ロックポルトガル・ロックポルトガル・ロックチリ・ロックチリ・ロックアボリジニ・ロックアボリジニ・ロックコロンビア・ロックコロンビア・ロックロシアン・ロック・アンダーグラウンドロシアン・ロック・アンダーグラウンド香港ロック香港ロックメキシコ・ロック・エン・エスパニョールメキシコ・ロック・エン・エスパニョールカネカカネカパキスタン・ロックパキスタン・ロック中国ロック中国ロックインダストリアル・ロックインダストリアル・ロックポストロックポストロック現代ロシアン・ロック現代ロシアン・ロックナイダナイダ中国民謡ロック中国民謡ロック凡例派生影響同系統
凡例
派生影響同系統
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