ロック・メタル

ロックンロール

Rock and Roll

アメリカ合衆国 / 北米 · 1950年〜

1950年代アメリカで、Blues、Country、Gospelの融合から大衆化した音楽。

どんな音か

ロックンロールは、ブルースカントリーゴスペルが1950年代アメリカ合衆国で爆発的に混ざった若者の音楽。Chuck Berryのギターリフ、Little Richardの叫ぶピアノ、Elvis Presleyの身体的な歌い方が、強いバックビートに乗る。短く、明るく、少し危険な音楽だった。

生まれた背景

戦後アメリカ合衆国のラジオ、ジュークボックス、レコード産業、若者消費文化の中で広がった。黒人音楽のリズムと白人カントリー市場が交差し、人種分離の時代に大きな文化的摩擦も生んだ。ロックの出発点として語られる。

聴きどころ

スネアのバックビートと、ギターの短いリフを聴く。歌詞はシンプルでも、声の押し出しとリズムの跳ねが強い。ピアノやサックスが入る曲では、R&Bからの流れがよく分かる。

音楽的特徴

楽器エレキギター、ドラム、ベース、ピアノ、声

リズム8ビート、強いバックビート

代表アーティスト

  • Little Richardアメリカ合衆国 · 1947年〜2020
  • Chuck Berryアメリカ合衆国 · 1953年〜2017
  • Elvis Presleyアメリカ合衆国 · 1953年〜1977

代表曲

日本との関係

日本では1950年代末からロカビリー、エレキブーム、グループサウンズへ大きな影響を与えた。日劇ウエスタンカーニバルのような場を通じて、若者文化としてのロックンロールが定着していった。

初めて聴くなら

ギターの原点は「Johnny B. Goode — Chuck Berry (1958)」。声の爆発力は「Tutti Frutti — Little Richard (1955)」。スター性を聴くなら「Hound Dog — Elvis Presley (1956)」や「Jailhouse Rock — Elvis Presley (1957)」がよい。

豆知識

ロックンロールはもともとR&Bの隠語的な表現でもあった。1950年代に若者音楽の名前として広まり、以後のロック史の扉を開いた。テレビ出演で映されたElvisの腰の動きが騒動を呼んだように、この音楽は音だけでなく若者の身体表現としても社会を揺らした。

影響・派生で結ばれたジャンル

ジャンル関係図1890年代1920年代1950年代1960年代ロックンロールロックンロールブルースブルースカントリーカントリーソウルソウルロックロック凡例派生影響同系統
凡例
派生影響同系統
ロックンロールを中心とした近傍図。中心と直接結ばれるエッジが強調表示されます。

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アメリカ合衆国 · 1950年前後 (±25年)

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