ドローン・ミュージック
持続音/長音を主軸とする音楽。La Monte YoungのMinimalismを起源としつつ、ロック・メタル・電子音楽の文脈で多様な形式を持つ。
まずはここから
ひとことで言うと持続音/長音を主軸とする音楽。La Monte YoungのMinimalismを起源としつつ、ロック・メタル・電子音楽の文脈で多様な形式を持つ。
まずはこの曲からラ・モンテ・ヤング — Composition 1960 #7 ▶ YouTube
代表的な人Phill Niblock
どんな音か
持続音が基調となる音響体験。ラ・モンテ・ヤングの『ザ・ウェル・チューンド・ピアノ』のように、複数の純正律で調律された音が何時間も共存し、その倍音のうねりが時間とともに変化していく。エリアーヌ・ラディグのアナログシンセ作品では、揺らぎ続ける電子音が空間を支配する。一曲が数時間に及ぶこともあり、音が途切れず、聴者の集中力とともに音色が立体化していく。
聴きどころ
最初の5分間は『何も起こらない』と感じるかもしれない。その代わり、微細な音の変化、倍音のうねり、音色の濃淡を追うことで、聴き手の集中力とともに音が立体化していく過程を味わうことができる。音波の物理現象そのものへの注視が必要。
初めて聴くなら
ラ・モンテ・ヤング『ザ・ウェル・チューンド・ピアノ』は昼間の静かな環境で、ヘッドフォンを使い、心が落ち着いたときに聴くとよい。エリアーヌ・ラディグ『Adnos I-III』は、視覚的なアート作品を見ながら聴くことで、理解が深まる。
代表アーティスト
- Phill Niblock
- Éliane Radigue
- Earth
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- Sunn O)))
- Lawrence English
- Kali Malone
代表曲
- ラ・モンテ・ヤング — Composition 1960 #7 (1960)
- ラ・モンテ・ヤング — The Well-Tuned Piano (1964)
- Éliane Radigue — Adnos I-III (1980)
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- Phill Niblock — Five More String Quartets (2005)
Éliane Radigue — Trilogie de la Mort (1998)
生まれた背景
1960年代ニューヨークのアメリカ合衆国ン・エクスペリメンタル・ミュージック・シーンに発祥。ラ・モンテ・ヤング、フィル・ニブロック、テリー・ライリーらが純正律(Just Intonation)の理論に基づき、精密に調律された複数音が同時に共存する世界を追求した。
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録音技術とアナログシンセサイザーの登場が、無限の時間軸を持つ音響世界の実装を可能にした。
音楽的特徴の詳細
楽器ギター、シンセ、声、持続音
リズムテンポレス、持続、微細変化
発展
Earth『Earth 2』(1993)で「Drone Metal」が確立、Sunn O))) はそれを発展。Stars of the LidはAmbient側に展開した。
出来事
- 1962: La Monte Young『The Theatre of Eternal Music』 / 1993: Earth『Earth 2』 / 2005: Sunn O)))『Black One』
派生・影響
Drone Metal、Drone Ambient、Minimalism、Dark Ambient。
その後の代表曲
- Sunn O))) — Between Sleipnir's Breaths (2019)
- Kali Malone — The Sacrificial Code (2019)
- Éliane Radigue — Occam I (2017)
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- Lawrence English — A Mirror Holds the Sky (2019)
日本との関係
豆知識
ラ・モンテ・ヤングの『ザ・ウェル・チューンド・ピアノ』は演奏時間が4時間を超えることも珍しくなく、同じ曲でも、その日のピアノ調律状態によって音の聴こえ方が大きく変わる。つまり、完全に同じ『曲』は存在しない。
影響・派生で結ばれたジャンル
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