モードジャズ
1950年代末に成立した、コード進行ではなく旋法(モード)を基盤とするジャズ。
どんな音か
生まれた背景
1950年代末、ビバップ以後の複雑なコード進行から離れる試みとして成立した。George Russellの理論、Miles Davisの実践、Bill EvansやJohn Coltraneの演奏が重要で、1960年代のスピリチュアル・ジャズにも道を開いた。
聴きどころ
コードが次々変わらないぶん、音色、間、フレーズの方向を聴く。ソロが急がず、同じモードの中で少しずつ熱を上げる。ピアノの和音が空間を作り、ベースが長い地平線のように支える。
代表アーティスト
- John Coltrane
- Bill Evans
- Herbie Hancock
代表曲
- Kind of Blue — Flamenco Sketches — Miles Davis (1959)
- Impressions — John Coltrane (1963)
- A Love Supreme — John Coltrane (1965)
- Maiden Voyage — Herbie Hancock (1965)
- Peace Piece — Bill Evans (1959)
日本との関係
初めて聴くなら
入口は「Kind of Blue — フラメンコ Sketches — Miles Davis (1959)」。精神性の強い展開は「A Love Supreme — John Coltrane (1965)」。穏やかなピアノなら「Peace Piece — Bill Evans (1959)」がよい。
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
同じ時期・同じ地域で生まれた他のジャンル
- ジャズフリージャズ
- 古典サード・ストリーム
- ロック・メタルロック
- 古典ミニマル・ミュージック
- ヒップホップ・R&Bソウル
- エレクトロニックドローン・ミュージック
- ラテン・カリブサルサ
- ロック・メタルサイケデリックロック
