シティポップ
1970年代後半〜80年代の日本で隆盛した、洗練された都会的ポップ。
どんな音か
生まれた背景
聴きどころ
シンセ・ベース(MOOG、シンクラヴィア)とアコースティック・ベースの使い分け。フェンダー・ローズの「ぽろぽろ」した電気ピアノ音。リムショット(スネアの縁を叩く)中心のドラム。サビで一気に厚くなるストリングスとコーラス。「Plastic Love」のサビ前のコード進行(F・G・Em・Am)が城ポップの定型。
音楽的特徴
楽器シンセ、エレキギター、エレピ、ベース、ドラム、声
代表アーティスト
- 山下達郎
- 杏里
- 竹内まりや
- 松原みき
- 間宮貴子
代表曲
- Stay With Me — 松原みき (1979)
- Ride on Time — 山下達郎 (1980)
- Last Summer Whisper — 杏里 (1982)
- Sparkle — 山下達郎 (1982)
- Plastic Love — 竹内まりや (1984)
- September — 間宮貴子 (1982)
日本との関係
初めて聴くなら
1曲だけ聴くなら、竹内まりや『Plastic Love』(1984)。海外でシティポップといえばまずこれ。アルバムなら、山下達郎『FOR YOU』(1982)。よりメロウなら、大滝詠一『A LONG VACATION』(1981)。最近のものなら、Lamp『恋人へ』(2007)、Cero『Obscure Ride』(2015)。
豆知識
「Plastic Love」が海外で再発見されたきっかけは、2017年7月にYouTubeにアップロードされた1本の動画(誰がアップしたかも当時不明)。再生回数は2024年時点で3000万回を超え、竹内まりや本人がオフィシャルMV(2021)を後追いで作り直した。最近では2024年公開のWeezerのアルバム『SZNZ: Spring』にも明確なシティポップ参照がある。
影響・派生で結ばれたジャンル
同じ時期・同じ地域で生まれた他のジャンル
- エレクトロニックノイズ・ミュージック
- ポップアイドル(現代)
- ロック・メタルJロック
- 古典JRPGサウンドトラック
- ポップアニメソング(アニソン)
- ポップ渋谷系
- ポップ同人音楽
- 古典ビジュアルノベル音楽
