同人音楽
コミックマーケットなどの同人イベントを流通軸とする、日本独自の自主制作音楽の文化圏。プロ流通に乗らないため多様なジャンルが共存し、特にゲーム音楽をリミックス・アレンジする文化が顕著。
まずはここから
ひとことで言うとコミックマーケットなどの同人イベントを流通軸とする、日本独自の自主制作音楽の文化圏。プロ流通に乗らないため多様なジャンルが共存し、特にゲーム音楽をリミックス・アレンジする文化が顕著。
まずはこの曲からZUN — U.N. Owen Was Her? ▶ YouTube
代表的な人ZUN
どんな音か
聴きどころ
ZUNの原曲での『曲作りの素朴さ』を感じ、その後アレンジ版で『同じモチーフがどう変換されるか』を聴き比べることで、同人音楽の本質が見える。特にDemetoriのメタルアレンジでのギターとドラムの激化、Halozyのダンス化でのテンポ上げは、元曲の『骨格』を保ったまま全く異なる情動空間を作り出している。
初めて聴くなら
まず『U.N. Owen Was Her? — ZUN』で東方の基本系を、次に同じ曲の『Sengoku Retsuden — Demetori』でメタルアレンジを聴く。続けて『Bad Apple!! — ZUN』(ボーカル版)で、同人の『歌唱文化』も体験できる。
代表アーティスト
- ZUN
- ZUN
- IOSYS
もっと見る(あと3件)
- Alstroemeria Records
- Demetori
- Halozy
代表曲
- ZUN — U.N. Owen Was Her? (2002)
- ZUN — Bad Apple!! (2007)
生まれた背景
1990年代後半、PC-98やWindows用のシューティングゲーム『東方Project』の楽曲をアレンジしたファンが、コミックマーケットで販売を始めたことが端緒。ZUNが個人で作曲した音楽の著作権を『二次創作を容認する形』で管理したことで、違法ではない『ファン文化としてのアレンジ』が成立。
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2000年代を通じて東方関連アレンジは数千のサークルに膨れ上がり、やがてボーカロイド、アニメ、ゲームなど多方向への拡張が起きた。
音楽的特徴の詳細
楽器DAW、シンセ、バンド編成、声
リズム可変、JPop/Anison形式、ヴォーカルチョップ
発展
2010年代Vocaloid/ニコニコ動画文化との交差で爆発的拡大。M3、博麗神社例大祭などの専門イベントもシーンを支える。
出来事
- 1996: コミケ50頃に音楽ジャンル定着 / 2002: 東方紅魔郷リリース / 2007: 第1回博麗神社例大祭
派生・影響
Touhou Music、Vocaloid、Anison、UTAU。
その後の代表曲
- Halozy — Cosmic Mind (2012)
- Halozy — Genocide Storm (2013)
- Demetori — Sengoku Retsuden (2010)
日本との関係
豆知識
『Bad Apple!!』のボーカル版(ZUNではなくボーカリスト別バージョン)は、2000年代後半にニコニコ動画で『弾幕動画』文化と結合し、一種のミーム化した。
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これにより同人音楽が『音だけ』ではなく『映像と不可分』な存在になった珍しい例。
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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