JRPGサウンドトラック
日本ロールプレイング・ゲームを中心とした、シネマティック志向のゲーム音楽。
まずはここから
ひとことで言うと日本ロールプレイング・ゲームを中心とした、シネマティック志向のゲーム音楽。
まずはこの曲から光田康典 — クロノ・トリガー メインテーマ ▶ YouTube
代表的な人すぎやまこういち
どんな音か
緊張感あるシーンは弦楽とティンパニが押し迫り、感動的な局面ではオーボエやトランペットが歌う。テンポは曲によってバラバラで、戦闘シーンは 140BPM 前後のマーチ風、町では 80BPM 前後のゆったりした進行になる。打ち込みが使われていても、ゲーム中の時刻や季節が変わることで世界の奥行きが音で感じられるように設計されている。ボーカルが少ないぶん、楽器だけで物語性を立たせなければならず、聴き手の記憶に刻み込まれるメロディが重視される。
聴きどころ
シーン転換時の BGM の切り替わり、ボス戦に入った瞬間のドラマ的高揚、セーブポイントでの安堵感といったように、ゲームプレイの心理状態を音が追っている。特に戦闘ループとボス前のアドリブ的な音の伸びに注目すると、作曲家がどのシーンに重点を置いたかが分かる。
初めて聴くなら
『ドラゴンクエスト 序曲』で原点を聴く。その後『ファイナルファンタジーVII メインテーマ』で 90 年代の表現力の跳躍を感じ、『Aerith's Theme』で弦楽の情感を味わう。
代表アーティスト
- すぎやまこういち
- 桜庭統
- 植松伸夫
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- 下村陽子
- 光田康典
- 岡部啓一
- 目黒将司
- 西木康智
代表曲
- 光田康典 — クロノ・トリガー メインテーマ (1995)
- 下村陽子 — Dearly Beloved (2002)
すぎやまこういち — ドラゴンクエスト 序曲 (1986)
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植松伸夫 — Aerith's Theme (1997)
植松伸夫 — FFVII メインテーマ (1997)
生まれた背景
1986 年、ファミコン『ドラゴンクエスト』ですぎやまこういちが書いた序曲から始まった。当時のゲーム音楽は 8 ビット音源の制約が厳しかったが、すぎやまこういちは NHK 交響楽団の指揮経験からオーケストラの編成を限られた音域に圧縮する技法を持ち込んだ。
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1990 年代後半、PlayStation 登場による音源の自由度向上で、植松伸夫『ファイナルファンタジーVII』(1997)、光田康典『クロノ・トリガー』(1995) といった作曲家たちが映画音楽のような規模でゲーム用の音響を設計し始めた。
音楽的特徴の詳細
楽器FM音源、オーケストラ、シンセ、合唱
リズムシネマティック、ライトモティーフ、長尺
発展
1990年代CD-ROM/PSの登場で楽曲規模が拡大。2000年代以降、海外プレイヤーから熱烈な評価を受け、国際オーケストラコンサート定番曲となった。
出来事
- 1995: 『クロノ・トリガー』 / 1997: 『FF VII』 / 2002: 『キングダム ハーツ』
派生・影響
Game Music、Cinematic Score、Anime Music。
その後の代表曲
- 岡部啓一 — Weight of the World (2017)
- 下村陽子 — Dearly Beloved -Kingdom Hearts III version- (2019)
- 光田康典 — Radical Dreamers -Le Trésor Interdit- (2022)
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- 目黒将司 — Beneath the Mask (2016)
- 桜庭統 — Great Boss (2021)
日本との関係
日本で成立し、日本企業のゲーム音楽という背景が強い。『ファイナルファンタジー』シリーズは世界中でプレイされており、植松伸夫の作品は欧米のゲーム音楽評論でも古典扱いされるようになった。
豆知識
JRPG の音楽はゲーム内ループが基本なので、曲が 1 〜 2 分で区切りよく終わる設計になっており、映画音楽とは異なり『聴き終わり感』を作らない工夫がされている。
影響・派生で結ばれたジャンル
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