UKドリル
2010年代のロンドンで成立した、低速のスライドベースとダーク歌詞のHip Hopスタイル。
まずはここから
ひとことで言うと2010年代のロンドンで成立した、低速のスライドベースとダーク歌詞のHip Hopスタイル。
まずはこの曲からHeadie One — Both ▶ YouTube
代表的な人Headie One
どんな音か
BPM 140〜150のヒップホップだが、ハーフタイムで聴くと70〜75。ハイハットの細かい刻み、スライド・ベース(音程が滑るシンセ・ベース)、シンセ・ストリングス、暗いマイナーキーの旋律。ヴォーカルはほぼ全員ロンドン訛り、半分囁き半分ラップの暗い語り口。歌詞は英語(ロンドン特有の俗語が多い)、テーマはストリート暴力、ナイフ、薬物売買、警察との対立、ギャング抗争。録音は重低音とパーカッションが前面、ヴォーカルが冷たい質感。
このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。
聴きどころ
初めて聴くなら
起点を1曲なら、67『Lets Lurk』(2015)。商業ピーク期の代表なら、Headie One『18Hunna』(2018)、Digga D『No Diet』(2019)。ブルックリン・ドリル経由なら、Pop Smoke『Welcome to the Party』(2019)。
代表アーティスト
- Headie One
- Central Cee
- Digga D
もっと見る(あと3件)
- Russ Millions
- ArrDee
- Nemzzz
代表曲
- Headie One — Both (2018)
- Russ Millions — Body (2021)
- Central Cee — Doja (2022)
もっと見る(あと2件)
- Central Cee — Sprinter (2023)
- Digga D — Woah (2020)
生まれた背景
2014年頃のロンドン南部、特にBrixton(ブリクストン)の若者集団「67」がシカゴ・ドリルを直接の参照点にして始めた。Section Boyz、67、150、SneakBo、Grizzy、Loski、Headieoneらが2014〜18年にシーンを形成。
日本との関係
BAD HOP、Awich、JP THE WAVY、Tohjiなど日本のヒップホップ・アーティストが2018年以降にUK/ブルックリン・ドリルの語法を直接取り入れた楽曲を発表している。Pop Smokeの来日公演は実現しなかった(2020年2月に殺害された)。
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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