アフロスウィング
2017年前後のロンドンで、J Hus、Not3s、Yxng Bane、Hardyらが確立した、UKラップ/グライム土台にアフロビーツとダンスホールを溶け込ませたサウンド。
まずはここから
ひとことで言うと2017年前後のロンドンで、J Hus、Not3s、Yxng Bane、Hardyらが確立した、UKラップ/グライム土台にアフロビーツとダンスホールを溶け込ませたサウンド。
まずはこの曲からJ Hus — Bouff Daddy ▶ YouTube
代表的な人J Hus
どんな音か
聴きどころ
J Husの「Did You See」(2017年)を最初に聴くなら、イントロのギターループがどう打ち込みのドラムと絡むかを確認してほしい。次にヴァースの歌詞のリズム——ロンドン英語のアクセントがアフロビーツの16分音符の上でどう跳ねるかがこのジャンルの面白さの核心だ。サビに入ったとき、音数がむしろ減って空間が広がる感覚に注目する。密度を上げるのではなく、引くことでグルーヴを際立たせる構造がある。
初めて聴くなら
代表アーティスト
- J Hus
- NSG
- Yxng Bane
もっと見る(あと2件)
- Not3s
- Aitch
代表曲
- J Hus — Bouff Daddy (2016)
- Not3s — Addison Lee (2017)
- J Hus — Common Sense (2017)
もっと見る(あと3件)
- J Hus — Did You See (2017)
- Yxng Bane — Rihanna (2017)
- J Hus — Spirit (2017)
生まれた背景
2010年代中盤のロンドン、特にイーストロンドンとサウスロンドンの移民二世コミュニティが出発点だ。西アフリカ系(ガーナ、ナイジェリア、シエラレオネなど)の家庭で育ちながら、グライムとUKラップをストリートで吸収した世代が、親の世代の音楽(ハイライフ、アフロビーツ、ダンスホール)を自分たちの言語で再解釈した。
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J Husがミックステープ「The 150th Episode」(2015年)でこのサウンドの骨格を示し、2017年のアルバム「Common Sense」がシーンを一気に可視化させた。同年にNot3sの「Addison Lee」がヒットし、アフロスウィングという呼称が定着した。
音楽的特徴の詳細
楽器シンセ、ドラムマシン、トーキング・ドラム・サンプル
リズムアフロビーツ系3-2クラベ感覚、ミッドテンポ
その後の代表曲
- NSG — Options (2019)
- Aitch — Taste (Make It Shake) (2019)
- J Hus — Playing Sports (2020)
日本との関係
豆知識
「アフロスウィング」という呼称はアーティスト側が積極的に使い始めたわけではなく、ジャーナリストとストリーミングプラットフォームのプレイリスト担当者が便宜的に使い始めたものが定着した経緯がある。J Hus自身は自分の音楽を特定のジャンル名で括ることに以前から慎重だ。
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
アフロスウィングが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
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