フューチャー・ガラージ
UK Garageを再構成し、メランコリックなアンビエント感とサブベースを強調したサブジャンル。
まずはここから
ひとことで言うとUK Garageを再構成し、メランコリックなアンビエント感とサブベースを強調したサブジャンル。
まずはこの曲からBurial — Archangel ▶ YouTube
代表的な人Mount Kimbie
どんな音か
フューチャー・ガラージは、UKガラージの跳ねるリズムを、夜の雨、残響、孤独なサブベースへ沈めた電子音楽。2ステップの名残がありながら、ドラムは欠け、声は遠く加工され、コードはメランコリックに響く。Burialの「Archangel」では、幽霊のようなボーカルと街灯の下の足音が一緒に聴こえる。
聴きどころ
キックとスネアが完全な四つ打ちではなく、欠けたステップとして置かれるところを聴く。サブベースは低く沈み、上の声は切り刻まれて遠くに浮かぶ。派手なドロップを待つより、隙間、残響、雨粒のようなパーカッションを追うとよい。
初めて聴くなら
入口は「Archangel — Burial (2007)」。ジャンルの空気がほぼ一曲に詰まっている。アルバム単位では「Untrue — Burial (2007)」。バンド的な揺れを感じるなら「Carbonated — Mount Kimbie (2010)」、歌の近さなら「Limit to Your Love — James Blake (2010)」がよい。
代表アーティスト
- Mount Kimbie
- James Blake
代表曲
- Burial — Untrue (2007)
- James Blake — CMYK (2010)
- Mount Kimbie — Carbonated (2010)
もっと見る(あと1件)
- James Blake — Limit to Your Love (2010)
生まれた背景
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Mount KimbieやJames Blakeは、そこへ歌やインディー的な質感を加えた。
音楽的特徴の詳細
楽器DAW、サンプラー、ヴォーカルチョップ、フィールドレコーディング
リズム130 BPM、2-stepシャッフル、サブベース
発展
Burial『Untrue』(2007)が事実上のジャンル形成作。2010年代後半には Lo-Fi Hip Hop と隣接するようなチル系プレイリスト文化にも吸収された。
出来事
- 2006: Burial『Burial』 / 2007: Burial『Untrue』 / 2012: Burial『Kindred EP』
派生・影響
UK Garage、Dubstep、Ambient、Lo-fi Hip Hop。
その後の代表曲
- Burial — Archangel (2007)
日本との関係
豆知識
フューチャー・ガラージの未来感は、派手なSFではなく、クラブの記憶が都市の暗がりに残るような未来感である。踊れるはずのリズムが欠けているからこそ、聴き手の身体に余白が生まれる。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
フューチャー・ガラージが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
