コンテンポラリーR&B
1980年代後半以降の、Hip Hop・Funk・Pop・Electronicを取り込んだR&Bの現代形。
どんな音か
コンテンポラリーR&Bは、ソウルの歌心を残しながら、ヒップホップのビート、ポップのサビ、電子音の質感を取り込んだ音楽。ドラムはタイトで、ベースは低く滑らか。歌はメロディをまっすぐ歌うだけでなく、細かいフェイク、息混じりの声、多重コーラスで感情を近くに寄せる。Mariah Careyの軽い高音、Usherのダンス感、The Weekndの暗いシンセ感まで幅が広い。
生まれた背景
聴きどころ
声の装飾とビートの隙間を聴くとよい。サビで大きく伸ばす声より、Aメロの低い息遣い、語尾の揺らし方、コーラスが後ろで厚くなる瞬間にR&Bらしさが出る。ドラムは派手に叩くより、キックとスネアの間に身体を沈めるグルーヴを作る。
代表アーティスト
- Mariah Carey
- TLC
- Usher
- Beyoncé
- The Weeknd
代表曲
- Fantasy — Mariah Carey (1995)
- Crazy in Love — Beyoncé (2003)
- Blinding Lights — The Weeknd (2019)
- No Scrubs — TLC (1999)
- Yeah! — Usher (2004)
日本との関係
初めて聴くなら
豆知識
コンテンポラリーR&Bのcontemporaryは、古いR&Bと区別するための現代的という意味で使われる。時代が進むたびに中身が更新されるため、80年代末、90年代、2010年代では同じ名前でも音の手触りがかなり違う。
