ボールルーム/ヴォーグ・ビート
ニューヨークBallroomシーンで踊られる、MikeQに代表されるBPM130前後のクラブ音楽。
まずはここから
ひとことで言うとニューヨークBallroomシーンで踊られる、MikeQに代表されるBPM130前後のクラブ音楽。
まずはこの曲からMikeQ — Ha Dance ▶ YouTube
代表的な人MikeQ
どんな音か
ボールルーム/ヴォーグ・ビートは、ニューヨークのBallroomシーンでヴォーギングを支えるクラブ音楽。BPMは130前後、キックは硬く、クラップやクラッシュ、声のチョップがポーズの瞬間を切る。MikeQのトラックでは、短いボイスサンプルがダンサーへの合図になり、フロア全体がランウェイのように変わる。
聴きどころ
ドラムの空白と、ポーズを切るための音を聴くとよい。流れるグルーヴより、腕、顔、腰、床技が決まる瞬間に音が置かれる。声のサンプルは歌詞というより審査や煽りの合図として機能する。映像と合わせると構造が一気に分かる。
初めて聴くなら
入口は「Ha Dance — MikeQ (2010)」。Ballroomビートの合図と硬いグルーヴが分かる。よりフロア向けには「Let Me Bang — MikeQ (2012)」。声のサンプルとポーズの関係は「Cunty — MikeQ (2014)」で聴きたい。
代表アーティスト
- MikeQ
代表曲
- MikeQ — Let Me Bang (2012)
- MikeQ — Ha Dance (2010)
- MikeQ — Let It All Out (2010)
もっと見る(あと2件)
- MikeQ — Cunty (2014)
- MikeQ — Drop That Beat (2013)
生まれた背景
Ballroom文化は、黒人・ラテン系LGBTQ+コミュニティのハウス、ボール、カテゴリー競技から発展した。1980年代以降、ハウスやクラブミュージックと結びつき、ヴォーギングの動きに特化したビートが作られた。
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MikeQは2000年代以降の ballroom beats を広く知らしめた中心的存在である。
音楽的特徴の詳細
楽器DAW、TR-909、ヴォーカルサンプル
リズム125-130 BPM、5拍シンコペ、Ha breakdown
発展
Madonna『Vogue』(1990)で広く知られたが、現代Vogue BeatsはRupaul's Drag RaceやBeyonce『Renaissance』(2022)で再評価された。
出来事
- 1990: Madonna『Vogue』 / 2009: MikeQ Qween Beat設立 / 2022: Beyonce『Renaissance』
派生・影響
House、Jersey Club、Ballroom House。
日本との関係
日本でもヴォーギング、Ballroomイベント、LGBTQ+クラブ文化を通じて受け入れられている。ダンススタジオやクラブイベントでMikeQ系のビートが使われることもあり、音楽だけでなくコミュニティと身体表現を含めて広がっている。
豆知識
Ballroomで使われるcuntyという言葉は、日常語では強い語感を持つが、シーン内では自信、鋭さ、女性性のスタイルを称える文脈で使われることがある。言葉の文化的な位置づけも音楽理解に関わる。
影響・派生で結ばれたジャンル
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