フォークトロニカ
2000年代初頭にFour Tet、Tunng、Beth Ortonらが確立した、アコースティック楽器とエレクトロニック・ビート/グリッチの融合体。
どんな音か
生まれた背景
聴きどころ
アコースティック楽器の『痕跡』を、デジタル処理がどう変形させるかを追う。例えば Four Tet『She Moves She』では、ギターのディレイが微小なアルペジオを何度も複写。Tunng『Plastic People』の弦楽は、サンプリングと生音の区別が曖昧に設計されている。その区別のつかなさを楽しむ感覚が必要。
音楽的特徴
楽器アコースティック・ギター、サンプラー、ラップトップ、ハープ
リズム中速、グリッチ・ビート、自由な構成
代表アーティスト
- Four Tet
- Tunng
代表曲
- Hands — Four Tet (2003)
- She Moves She — Four Tet (2003)
- Bullets — Tunng (2007)
- She Just Likes to Fight — Four Tet (2010)
Plastic People — Tunng (2005)
Smiling Mouth — Tunng (2007)
Sun Drums and Soil — Tunng (2005)
日本との関係
初めて聴くなら
Four Tet『Hands』(2003) は 3 分で完結し、アコースティック・ピアノとデジタル・ノイズの関係が明確。Tunng『Sun Drums and Soil』(2005) で環境音的な広がりを体験。
豆知識
フォークトロニカという言葉は Four Tet と Tunng の支持者たちが、ブログや音楽サイトで非公式に作った造語。公式なジャンル名ではなく、ボトムアップで定着した。
