アシッドジャズ
1980年代後半のロンドンで生まれた、Jazz・Funk・Soul・Hip Hopをクラブ志向で融合した音楽。
まずはここから
ひとことで言うと1980年代後半のロンドンで生まれた、Jazz・Funk・Soul・Hip Hopをクラブ志向で融合した音楽。
まずはこの曲からIncognito — Always There ▶ YouTube
代表的な人Incognito
どんな音か
キックは前に出ず、ベースラインが船のスクリューのように回転している。チョップされたホーンセクション(トランペット・サックス)が短い語呂合わせのように挿入され、ボーカルは R&B のような喉の開き方でリラックスしている。リズムの総延長は 100BPM 前後ながら、シンコペーションと楽器の絡みで身体が揺れる。1990 年代のクラブでは『聴き手が踊らずに飲んでいられるダンスミュージック』として機能していた。
聴きどころ
ベースの置き方とホーンセクションのタイミング。Jazz 的な即興性がありながらも、ビート感は完全にクラブ向けに整理されている。Jamiroquai の場合、サビ前の『ため』をどう作るか、ブレイク後のノリの復帰をどう快感的にするかが特に研究されている。
初めて聴くなら
Jamiroquai『Virtual Insanity』(1996)はアシッドジャズの標準形で入りやすく、続けて『Cosmic Girl』でベースラインの遊び方を感じる。
代表アーティスト
- Incognito
- The Brand New Heavies
- Jamiroquai
代表曲
- Incognito — Always There (1991)
- Jamiroquai — Cosmic Girl (1996)
- Jamiroquai — Virtual Insanity (1996)
もっと見る(あと2件)
- The Brand New Heavies — Don't Mistake Me (1991)
- Jamiroquai — Stop the Cavalry (acid jazz) (1993)
生まれた背景
1987 年のロンドンでジャズ LP の再発売ブーム(Funk Funk、Rare Groove)とハウスクラブシーン が接触し生まれた。Jamiroquai の Jay Kay はサンプリング LP を漁り、2 小節のオーボエリフを何度もリピートして曲を作った。
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当時ロンドン東部(Hoxton、Shoreditch)のクラブでは DJ がアメリカ合衆国 1970 年代の Funk・Soul・Fusion LP を回しており、それらを現代風に再構成する需要が出ていた。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
アシッドジャズが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
