アシッドジャズ
1980年代後半のロンドンで生まれた、Jazz・Funk・Soul・Hip Hopをクラブ志向で融合した音楽。
どんな音か
キックは前に出ず、ベースラインが船のスクリューのように回転している。チョップされたホーンセクション(トランペット・サックス)が短い語呂合わせのように挿入され、ボーカルは R&B のような喉の開き方でリラックスしている。リズムの総延長は 100BPM 前後ながら、シンコペーションと楽器の絡みで身体が揺れる。1990 年代のクラブでは『聴き手が踊らずに飲んでいられるダンスミュージック』として機能していた。
生まれた背景
聴きどころ
ベースの置き方とホーンセクションのタイミング。Jazz 的な即興性がありながらも、ビート感は完全にクラブ向けに整理されている。Jamiroquai の場合、サビ前の『ため』をどう作るか、ブレイク後のノリの復帰をどう快感的にするかが特に研究されている。
代表アーティスト
- Incognito
- The Brand New Heavies
- Jamiroquai
代表曲
- Always There — Incognito (1991)
- Cosmic Girl — Jamiroquai (1996)
- Virtual Insanity — Jamiroquai (1996)
- Don't Mistake Me — The Brand New Heavies (1991)
- Stop the Cavalry (acid jazz) — Jamiroquai (1993)
日本との関係
初めて聴くなら
Jamiroquai『Virtual Insanity』(1996)はアシッドジャズの標準形で入りやすく、続けて『Cosmic Girl』でベースラインの遊び方を感じる。
