ジャングル
1990年代初頭のロンドンで成立した、Reggae・Dub・ブレイクビーツを融合したダンス音楽。
どんな音か
生まれた背景
1990〜92年のイギリス、ハードコア・テクノとレゲエ/ダンスホールが融合して成立。当初は「Hardcore ジャングル」「ジャングル Tekno」と呼ばれ、1993年頃に「ジャングル」として独立した。SL2『On a Ragga Tip』(1992)、Shy FX『Original Nuttah』(1994)、Goldie『Inner City Life』(1994)が代表。1995年頃にジャングルから「ドラムンベース」が分離し、ジャングルはより「ラガMC、レゲエ・サンプル、ストリート」寄りの方向で継続した。2010年代以降、Chase & Status、Sub Focus、最近のリバイバル(Sherelle、Tim Reaper、Coco Bryce)で世代を超えた継承がある。
聴きどころ
「Amen Break」の高速チョップ(刻み)。1秒のなかでドラムのキック・スネア・ハイハットを再配置するエディット技術。サブベースの深さ。レゲエのスキャ(裏拍ギター)サンプルが時々挿入される。ラガMCの掛け声(「Bo! Bo!」「Ragga ragga!」)が独特の温度感を作る。
代表アーティスト
- General Levy
- Goldie
- Lemon D
- Shy FX
- Ganja Kru
代表曲
- Incredible — General Levy (1994)
- Original Nuttah — Shy FX (1994)
- Timeless — Goldie (1995)
- Super Sharp Shooter — Ganja Kru (1996)
- Champion DJ — Lemon D (1996)
日本との関係
初めて聴くなら
1曲だけ聴くなら、Shy FX『Original Nuttah』(feat. UK Apache)(1994)。ジャングルの代表的1曲。Goldie『Inner City Life』(1994)、SL2『On a Ragga Tip』(1992)。最近のリバイバルなら、Sherelle『160 Down the A406』(2019)。
