ラテン・カリブ
サルサ・サンバ・ボサノヴァ・レゲエ・ダンスホール・レゲトン
レゲエ
1960年代のジャマイカで成立した、裏拍と社会的・宗教的メッセージを特徴とする音楽。
サルサ
1960年代のニューヨークで、キューバのソンを基盤に成立したラテンダンス音楽。
フラメンコ
スペイン南部アンダルシア地方の、歌・踊り・ギターからなる伝統芸能。
ボサノヴァ
1950年代後半のリオデジャネイロで成立した、Sambaとクールジャズを融合させた静かなスタイル。
レゲトン
1990年代にプエルトリコで成立した、Dembowリズムとスペイン語のラップ・歌のラテン音楽。
クンビア
コロンビアのカリブ海岸で成立し、ラテンアメリカ全域に広まった民俗ダンス音楽。
サンバ
1900年代初頭のブラジルで成立した、打楽器中心のリズム音楽。
スカ
1950年代末〜60年代初頭のジャマイカで成立した、裏拍を強調する明るいダンス音楽。
タンゴ
19世紀末のブエノスアイレスとモンテビデオで成立した、舞踏と歌の音楽。
ダブ
1970年代のジャマイカで成立した、Reggaeのリズムトラックをエフェクトで再構築する音楽。
ダンスホール
1980年代のジャマイカで成立した、デジタル機材を多用するToasting中心の音楽。
バチャータ
20世紀半ばのドミニカ共和国で成立した、ロマンティックな歌とギターを特徴とする音楽。
マリアッチ
メキシコ西部ハリスコ州起源の伝統合奏体で、ヴァイオリン、トランペット、ヴィウエラ、ギタロンが共演する国民音楽。
メレンゲ
ドミニカ共和国で成立した、2/4拍子の明快なリズムを特徴とするダンス音楽。
MPB
1960年代以降のブラジルで、Bossa Novaの後を受けた洗練された大衆音楽の総称。
セルタネージョ
ブラジル中西部・南部の田園出自の歌曲伝統が、米カントリー・ポップと交差して現代化したブラジル国民最大級の商業ジャンル。
ソン・クバーノ
20世紀初頭のキューバで成立した、アフリカとスペインの音楽要素を融合した代表的ダンス音楽。
チャチャチャ
1953年キューバの作曲家エンリケ・ホリンがダンソン・マンボから派生させた、踊り手のステップ音「チャ・チャ・チャ」を音楽に取り込んだダンス・ジャンル。
トロピカリア
1960年代後半のブラジルで成立した、ロック・前衛・伝統音楽を融合した文化運動的音楽。
ファンキ・カリオカ
1980年代リオデジャネイロのファヴェーラで生まれた、米マイアミ・ベースのリズムを在地化した低音特化のストリート・ダンス音楽。
フォホー
ブラジル北東部の民俗ダンス音楽。アコーディオン、ザブンバ、トライアングルを核とする。
フレヴォ
ブラジル北東部ペルナンブーコ州レシフェのカーニバルで踊られる、超高速の管楽器駆動ダンス音楽。
マンボ
1940年代キューバで成立した、ソン・クバーノとアフリカ系儀礼音楽が交わる、ホーンが叫ぶ高速ダンス音楽。
ルンバ・クバーナ
19世紀キューバの黒人労働者地区で生まれたアフロ・キューバン打楽器・歌・踊りの複合体で、コンガとカホンに導かれる三様式(ヤンブー、グアグアンコー、コルンビア)を持つ。
ルンバ・コンゴレーズ
1940年代の両コンゴで、キューバ・ルンバ録音と中央アフリカの伝統リズムが出会って生まれた、リンガラ語で歌われる近代アフリカン・ポピュラー音楽の母体。
ルンバ・フラメンカ
20世紀のスペインで成立した、Flamencoとキューバのルンバを融合したジプシーポップ。
ロックステディ
1966年頃のジャマイカでSkaから派生した、テンポを落としSoul感を増したスタイル。
カリプソ
トリニダード・トバゴで19世紀に成立し、20世紀にカリブ海全域に広がった、社会風刺と機知を盛り込んだ歌詞の中心であるアフロ・カリブ歌謡。
コンパ
1955年ハイチでネモール・ジャン・バティストが創始した、メレンゲから派生した4/4のスローダンスを中心とするアフロ・カリブ・ポップ。
ソカ
1970年代トリニダードでロード・ショーティーがカリプソとファンク・ソウルを融合させて生み出した、カーニバルの中心となる現代ダンス音楽。
ホローポ
ベネズエラ・コロンビア東部リャノ(草原)地帯の牧畜民の舞踊歌で、ハープ、クアトロ、マラカが疾走するリャネロ・サウンド。
ランチェラ
20世紀メキシコで成立した、農村牧場(ランチョ)の感情を歌う愛と喪失の歌曲ジャンルで、マリアッチが伴奏する大衆歌の中核。
カンドンベ
ウルグアイ・モンテビデオの大西洋奴隷貿易で連れてこられた西アフリカ系コミュニティが保持する、3種の太鼓が街を行進するアフロ・ウルグアイ音楽。
ガリフナ・プンタ
中米カリブ海岸(ホンジュラス・ベリーズ・グアテマラ・ニカラグア)に住むガリフナ民族の伝統舞踊歌で、独自の太鼓と男女輪舞が中心。
クルラオ
コロンビア・エクアドル太平洋岸のアフロ系コミュニティが保持する、マリンバ(木琴)とコールを核とした祭礼音楽。
ソン・ハロチョ
メキシコ・ベラクルス州沿岸のメスティーソ・アフロ・先住民音楽で、ハラナ・ヒターラとレキント・ハロチョのリズム弦楽が中核。
チャカレラ
アルゼンチン中北部サンティアゴ・デル・エステロ州を中心とする民俗舞踊歌で、ボンボ・レグエロとギターが駆動する6/8の二人舞踊。
チャンペータ
コロンビア・カリブ海岸カルタヘナ周辺のアフロ系コミュニティで生まれた、コンゴ系ルンバとアフロ・カリブが融合したストリート・ダンス音楽。
ティンバ
1990年代キューバ「特殊な期間」(ソ連崩壊後の経済危機)に生まれた、サルサとアフロ・キューバン・ジャズ・ファンクの強烈な融合体。
トローバ
19世紀末キューバ東部サンティアゴで生まれた弾き語り歌曲伝統と、革命後のヌエバ・トローバ運動を含む、社会派・抒情詩派の歌曲群。
ナイヤビンギ・ドラミング
ジャマイカのラスタファリ運動ナイヤビンギ会派による、儀礼太鼓と詠唱の伝統。レゲエの霊的母胎。
フェステホ
ペルー沿岸のアフリカ系コミュニティ(アフロ・ペルー人)が保持する祝祭舞踊歌で、カホンを核とした打楽器中心のアフロ・カリブ・サウンド。
ペレオ
Reggaetonのダンス文化に直結した、よりセクシュアル・パーティ志向のサブジャンル。
ボンバ/プレナ
プエルトリコ沿岸部のアフリカ系コミュニティで生まれたボンバ(打楽器主導)とプレナ(歌詞主導)という二つの伝統的アフロ・カリブ音楽。
マラカトゥ
ブラジル北東部ペルナンブーコ州のアフロ・ブラジル系コミュニティが保持する、王宮行列を擬した儀礼的カーニバル音楽。
ミロンガ
Tangoに先行するリオ・デ・ラ・プラタ地域の舞踏音楽。Tangoの直接の前身。
ムルガ・ウルグアヤ
ウルグアイ・カーニバルの中核を担う、合唱・諷刺劇・打楽器を組み合わせた仮装合唱劇。
ワイノ
ペルー・ボリビア・エクアドル高地のアンデス先住民ケチュア・アイマラ系民族の伝統舞踊歌で、植民地以前から続く中核ジャンル。