クルラオ
コロンビア・エクアドル太平洋岸のアフロ系コミュニティが保持する、マリンバ(木琴)とコールを核とした祭礼音楽。
概要
マリンバ・デ・チョンタ(現地竹製木琴)、ボンボ太鼓、クナ太鼓、ギャサ振り棒、女性合唱で構成。男女の輪舞を伴い、葬送のチグアロから祝祭まで広い場面で歌われる。
背景
16~19世紀のスペイン植民地下、太平洋岸の金鉱で奴隷化された西アフリカ系の人々の祭礼音楽から発展した。20世紀後半まで「未開」として国家政策から排除されたが、コロンビア新憲法(1991)とマンデラ・コロンビアン文化政策で先住・アフロ系文化として承認された。
発展
1990年代以降ペレグリーノ・ディオセス、グルーポ・カナルテ、エクアドルのオセアン・マルティネスが商業録音化し、2010年代にはチョンタドゥロ・ジャズなど現代化が進んだ。2010年にユネスコ無形文化遺産候補リスト入り。
出来事
- 1851: コロンビア奴隷解放
- 1991: 新憲法でアフロ系認知
- 2010: ユネスコ候補リスト
- 2015: ボゴタ・カリ・現代化フェス
派生・影響
アフリカ系木琴伝統、コロンビア・ジャズ、現代世界音楽と交差。
音楽的特徴
楽器マリンバ・デ・チョンタ、ボンボ、クナ、ギャサ、女性合唱
リズム高速6/8、輪舞、女性主導合唱