ラテン・カリブ

チャカレラ

Chacarera

サンティアゴ・デル・エステロ州 / アルゼンチン / 南米 · 1850年〜

アルゼンチン中北部サンティアゴ・デル・エステロ州を中心とする民俗舞踊歌で、ボンボ・レグエロとギターが駆動する6/8の二人舞踊。

概要

ギター、ボンボ・レグエロ(大太鼓)、ヴァイオリン、声、男女ペアの輪舞で構成。「チャクラ」(畑)に由来する田園起源で、女性の振る舞いを賛美する歌詞が多い。

背景

植民地期のスペイン系・先住民系・アフロ系混血メスティーソが農業共同体で踊った祭礼舞踊が起源。19世紀末まで地方の家庭文化に閉じていたが、20世紀のアルゼンチン国民音楽運動の中で復興された。

発展

1940年代以降のアタウアルパ・ユパンキがチャカレラを左派的な土地・労働者の歌として再定義し、1960~70年代のメルセデス・ソサとともに「ヌエバ・カンシオン・アルヘンティーナ」の中核となった。21世紀には現代ジャズ、ロック・ナシオナルとも交差する。

出来事

  • 1923: アンドレス・チャサレタ採譜・出版
  • 1948: アタウアルパ・ユパンキ全盛
  • 1970: メルセデス・ソサ国際展開
  • 2014: ボンボ・レグエロ無形文化遺産候補

派生・影響

サンバ・アルヘンティーナ、ヌエバ・カンシオン、アルゼンチン・ロック・ナシオナルと交差。

音楽的特徴

楽器ギター、ボンボ・レグエロ、ヴァイオリン、声

リズム高速6/8、3対2エミオラ、男女輪舞

代表アーティスト

  • Atahualpa Yupanquiアルゼンチン · 1922年〜1992
  • Mercedes Sosaアルゼンチン · 1965年〜2009
  • Soledad Pastoruttiアルゼンチン · 1996年〜

代表曲

関連ジャンル

チャカレラ 中心の関係図を見る

ジャンル一覧へ戻る