セルタネージョ
ブラジル中西部・南部の田園出自の歌曲伝統が、米カントリー・ポップと交差して現代化したブラジル国民最大級の商業ジャンル。
概要
アコースティックギター、エレクトリック・ギター、アコーディオン、ベース、ドラム、二重唱・男女リードで構成。歌詞は田園郷愁・恋愛・パーティが中心。
背景
20世紀前半の「カイピラ」(田園)二重唱伝統(トニコ・イ・チノコ、トルテレード・ジ・ロロ)が、1980~90年代に米カントリー・ポップ要素を取り込んでセルタネージョ・ロマンティコへ転換した。ブラジル中西部の農牧業ブームと内陸化の経済が背景にある。
発展
2000年代以降、「セルタネージョ・ウニベルシタリオ」(大学風)派が新世代を形成し、ジョルジェ&マテウス、ヘンリケ&ジュリアーノが商業的覇者となった。21世紀のブラジル国内ストリーミングで最大消費ジャンルの一つ。
出来事
- 1929: トニコ・イ・チノコ初録音
- 1980: シタオン&ザザ商業化
- 2002: セルタネージョ・ウニベルシタリオ派出現
- 2014: ジョルジェ&マテウス全盛
派生・影響
カイピラ、ブラジル・カントリー、フォロー、現代ラテン・ポップと交差。
音楽的特徴
楽器アコースティックギター、エレキギター、アコーディオン、ベース、ドラム、声
リズム中速4/4、二重唱、米カントリー風進行
代表アーティスト
- Jorge & Mateus
代表曲
- Os Anjos Cantam — Jorge & Mateus (2014)YouTube で検索