ムルガ・ウルグアヤ
ウルグアイ・カーニバルの中核を担う、合唱・諷刺劇・打楽器を組み合わせた仮装合唱劇。
概要
13~17人のコーラス(男性中心、近年女性も参加)、ボンボ・プラチロ・レドブランテ(3種太鼓)、社会風刺の脚本と演出で構成、カーニバル期の屋外仮設舞台で約45分のショーを演じる。
背景
19世紀末のスペイン・カディス・ムルガがウルグアイに移植され、ウルグアイ独自の街頭ジャンルへと変容した。1973~85年の軍政期には政治批判の隠れた媒体として機能し、検閲を逃れる暗喩・諷刺の言語が高度に発達した。
発展
1980年代の民主化後、アンタイランダー、エル・ガジョ・ファニートが世代を作り、現代ではアグルパシオン・ファルタ・イ・レストが代表格となる。アルゼンチン側のムルガ・ポルテーニャと並走するが、ウルグアイ側はより合唱・劇文化の比重が高い。
出来事
- 1908: ムルガ・カディス到来
- 1979: 軍政下の隠れた批評
- 1985: 民主化後の復興
- 2018: ユネスコ候補リスト
派生・影響
ムルガ・スペイン、カンドンベ、現代ラテン・ロックと交差。
音楽的特徴
楽器ボンボ、プラチロ、レドブランテ、合唱、声
リズム中速2/4行進、和声合唱、諷刺脚本