ホローポ
ベネズエラ・コロンビア東部リャノ(草原)地帯の牧畜民の舞踊歌で、ハープ、クアトロ、マラカが疾走するリャネロ・サウンド。
概要
リャネラ・ハープ(36弦)、クアトロ(4弦小ギター)、マラカ、ベース、男女リード歌手、踊る男女のペア(ザパテオ:足踏み)で構成。
背景
16世紀のスペイン植民地下、リャノ(オリノコ川流域の大草原)の牧畜民が労働歌・祝祭歌として育てた。アンダルシアのファンダンゴと先住民・アフリカ系の3拍子感覚が融合した。19世紀のベネズエラ独立戦争でも兵士の士気鼓舞に使われ、国民文化の一つとして根付いた。
発展
20世紀後半シモン・ディアスがハープを愛しまない伴奏で「ベセケラ」「カバルガタ」を国際化し、ベネズエラ国民音楽の代表格となった。コロンビア東部のリャノでも盛んで、両国共通の民族文化遺産。
出来事
- 1882: 独立戦争で士気鼓舞
- 1971: シモン・ディアス全盛
- 2014: ホローポ・ジャズ・フェス
- 2017: ユネスコ候補リスト
派生・影響
ファンダンゴ、現代ベネズエラ・ポップ、ラテン・ジャズと交差。
音楽的特徴
楽器リャネラ・ハープ、クアトロ、マラカ、ベース、声
リズム高速3/4と6/8の往復(エミオラ)、ザパテオ足踏み
代表アーティスト
- Simón Díaz
代表曲
- Caballo Viejo — Simón Díaz (1980)YouTube で検索