フェステホ
ペルー沿岸のアフリカ系コミュニティ(アフロ・ペルー人)が保持する祝祭舞踊歌で、カホンを核とした打楽器中心のアフロ・カリブ・サウンド。
概要
カホン、キハダ・デ・ブロ(顎骨)、カホニート、ギター、声、群唱で構成。男女の挑発的な踊りピケが特徴。
背景
16~18世紀の大西洋奴隷貿易でアフリカからペルー沿岸に運ばれた人々の祝祭歌が起源。植民地崩壊後の文化的不可視化の中で衰退したが、1950年代にニコメデス・サンタクルスとヴィクトリア・サンタクルス兄妹がアフロ・ペルー文化復興運動を主導し、フェステホ、ランドー、サマクエカ・アフロを再構築した。
発展
1970年代にペルー・ネグロ、ペルー・ディアブロが商業化し、スサナ・バカが国際的名声を得た(2002年グラミー賞ラテン・ジャズ部門)。21世紀には現代ジャズ・ヒップホップとの融合も盛ん。
出来事
- 1956: ニコメデス・サンタクルス文化復興運動
- 1969: ペルー・ネグロ結成
- 1995: スサナ・バカ国際デビュー
- 2009: フェステホ無形文化遺産化
派生・影響
ランドー、マリネラ、サルサ、ラテン・ジャズと交差。
音楽的特徴
楽器カホン、キハダ・デ・ブロ、カホニート、ギター、声
リズム高速6/8、ピケ即興、コール&レスポンス
代表アーティスト
- Chabuca Granda
- Susana Baca
代表曲
- La Flor de la Canela — Chabuca Granda (1950)YouTube で検索
- Maria Lando — Susana Baca (1995)YouTube で検索