南欧
イタリア・スペイン・ポルトガル・ギリシャなど。オペラ、Flamenco、Fado、Rebétikoなどの発祥地。
ジャンル
古典オペラ・ブッファ
18世紀イタリアの喜歌劇。市民的日常と滑稽な人物像を題材に、軽妙なアリアと重唱で展開する。
古典オペラ・セリア
18世紀イタリアを中心に流行した、神話・古代史を題材とする3幕構成の正歌劇。
ラテン・カリブルンバ・フラメンカ
20世紀のスペインで成立した、Flamencoとキューバのルンバを融合したジプシーポップ。
伝統・民族ファド
19世紀のリスボンで成立した、サウダーデ(郷愁)を歌うポルトガルの伝統歌曲。
古典マカロニ・ウエスタン音楽
1960-70年代イタリア西部劇映画の音楽。Ennio Morriconeが定式化した独特の音響世界。
エレクトロニック未来派音楽
1910年代イタリアで興った未来派運動の音楽部門。機械音・騒音を肯定的に取り入れた最初期の試み。
伝統・民族レベティコ
20世紀前半のギリシャで都市の下層民の中から成立した歌謡。
古典ヴェリズモ
1890年代イタリアで興った、現実の市井の人々の激情を描くオペラ運動。
古典スペイン国民楽派
19世紀末〜20世紀初頭スペインで、フラメンコや地方民謡を芸術音楽に統合した楽派。
伝統・民族カンツォーネ・ナポレターナ
ナポリの抒情歌謡伝統。
古典イタリア・ロマン派オペラ
19世紀イタリアの中心的オペラ伝統。ベルカントから後期ヴェルディに至る。
伝統・民族カンテ・アレンテジャーノ
ポルトガル南部の無伴奏男声合唱。
伝統・民族ホタ
スペイン全土の3拍子舞踏歌。
古典独奏協奏曲(バロック)
ひとりの独奏者と合奏が対峙する協奏曲形式。ヴィヴァルディが標準モデルを確立した。
古典合奏協奏曲
バロック期に確立した、独奏グループ(コンチェルティーノ)と合奏(リピエーノ)の対比を核とする協奏曲形式。
古典トリオ・ソナタ
2つの旋律楽器と通奏低音による、バロック室内楽の中核形式。
宗教・霊歌オラトリオ
聖書や宗教的主題を題材に、独唱・合唱・管弦楽で演じない劇音楽として上演する大規模声楽曲。
古典カンタータ
独唱・合唱と器楽伴奏による、レチタティーヴォとアリアを連ねた声楽曲のジャンル。
伝統・民族クレタ・リラ音楽
クレタ島の3弦擦弦楽器Lyra中心の音楽。
古典トッカータ
鍵盤奏者の名人芸を披露する、自由形式の即興的鍵盤曲。
古典マドリガーレ
16世紀イタリアで成立した、世俗詩を素材とする多声声楽曲。ルネサンスからバロック初期にかけて爆発的に流行した。
伝統・民族カントゥ・ア・テノーレ
サルデーニャの男声4部即興多声合唱。
伝統・民族タランテッラ
南イタリアの急速6/8舞踏曲。
伝統・民族タンムリアータ
カンパニア地方の大型タンバリン舞踏。
伝統・民族デモティコ
ギリシャ各地の伝統民俗音楽。
伝統・民族パギェッラ
コルシカ島の男声3部多声合唱。
伝統・民族ピッツィカ
プーリア・サレント地方のタランテッラ変種。
宗教・霊歌セファルディ典礼音楽
イベリア半島起源のセファルディ・ユダヤ人共同体で発達した、シナゴーグ典礼音楽。
古典トルバドゥール
11〜13世紀の南仏オック地方で、宮廷風恋愛詩を作詞作曲した詩人音楽家たちの伝統。
宗教・霊歌古ローマ聖歌
ローマ市内の教皇・教区教会で伝承されてきたラテン聖歌で、グレゴリオ聖歌とは異なる旋律体系を持つ。
宗教・霊歌モサラベ聖歌
イベリア半島の西ゴート時代に発展し、イスラム支配下のキリスト教徒(モサラベ)に伝承された西方ラテン聖歌。
宗教・霊歌アンブロジオ聖歌
北イタリア・ミラノ大司教区で伝承されるラテン典礼聖歌。ミラノ典礼に固有の独自伝統。
宗教・霊歌ビザンティン聖歌
ギリシャ正教会の典礼で歌われる単旋律無伴奏聖歌。8つのエコス(旋法)体系と独自のネウマ記譜法を持つ。