ザディコ
ルイジアナ南部のフランス系アフリカ人(クレオール)コミュニティが、ケイジャン音楽とR&B・ブルースを融合して生んだ高速ダンス音楽。
まずはここから
ひとことで言うとルイジアナ南部のフランス系アフリカ人(クレオール)コミュニティが、ケイジャン音楽とR&B・ブルースを融合して生んだ高速ダンス音楽。
まずはこの曲からClifton Chenier — Bon Ton Roulet ▶ YouTube
代表的な人Boozoo Chavis
どんな音か
聴きどころ
アコーディオン(ピアノ式が多い、ケイジャンのボタン式と違う)の力強いリフ。フロットワー(洗濯板状の打楽器)の「ガッキャガッキャ」というリズム。ヴォーカルとアコーディオンの掛け合い、コーラスでの観客参加。ダンスでは2人組のステップで踊る。
初めて聴くなら
代表アーティスト
- Boozoo Chavis
- Clifton Chenier
- Buckwheat Zydeco
代表曲
- Clifton Chenier — Bon Ton Roulet (1965)
- Clifton Chenier — I'm a Hog for You (1965)
- Clifton Chenier — Black Snake Blues (1968)
もっと見る(あと2件)
- Buckwheat Zydeco — Ma Tit Fille (1987)
- Boozoo Chavis — Dog Hill (1991)
生まれた背景
20世紀前半のルイジアナで、ケイジャン(白人フランス系)とアフリカ系クレオールの音楽伝統が混ざって成立。「La-La」(初期の即興的な音楽)が起源。
音楽的特徴の詳細
楽器ピアノ・アコーディオン、フロットワーシュ、ベース、ドラム、エレキギター、声
リズム高速2/4、フロットワーシュ摺り、R&Bグルーヴ
発展
1980~90年代のブッキー・ムシヤット、テリー・パウエル、ロザンナ・パウエルがザディコ・ナウヴォーへ展開し、米国フォーク・グラミー賞でも複数受賞している。21世紀のチャブィ・カーターらは伝統と新しいR&Bの融合を進める。
出来事
- 1955: クリフトン・シェニエ録音
- 1965: ザディコ・ナウヴォー運動
- 1986: クリフトン・シェニエ・グラミー受賞
- 2010: チャブィ・カーター現代化
派生・影響
ケイジャン、R&B、ブルース、フォークと交差。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
ザディコが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
