ドリルンベース
1990年代後半、Drum'n Bassを極限まで複雑化したIDM寄りサブジャンル。
どんな音か
生まれた背景
聴きどころ
速さに圧倒される前に、スネアの切れ目とベースの動きを聴くとよい。拍が崩れているようでも、どこかに周期があり、そこへ細かな音が大量に詰め込まれる。ジャズ的な和音やメロディが入る曲では、暴走するドラムと柔らかい音色の差が面白い。
発展
後のBreakcore、IDMビート系の母体となり、2000年代以降は Footwork/Juke にも影響を残した。
出来事
- 1996: Squarepusher『Feed Me Weird Things』 / 2001: Aphex Twin『Drukqs』
派生・影響
IDM、Breakcore、Footwork。
音楽的特徴
楽器DAW、サンプラー、ブレイクビーツ
リズム160-200 BPM、超複雑なドラム編集
代表アーティスト
- Squarepusher
- Venetian Snares
代表曲
- Come On My Selector — Squarepusher (1997)
- Come on My Selector — Squarepusher (1997)
- Coke — Venetian Snares (2003)
- Hajnal — Venetian Snares (2005)
- My Red Hot Car — Squarepusher (2001)
日本との関係
初めて聴くなら
入口は「Come On My Selector — Squarepusher (1997)」。高速でありながら曲の輪郭が分かりやすい。より暴力的な編集へ進むなら「Coke — Venetian Snares (2003)」。美しい旋律との対比を聴くなら「Hajnal — Venetian Snares (2005)」もよい。
豆知識
ドリルンベースのdrillは、ドリルのように細かく穴を開けるイメージで、ブレイクビーツを極小単位まで刻む感覚をよく表している。踊る音楽の速度を、聴覚のパズルへ変えたジャンルでもある。
影響・派生で結ばれたジャンル
同じ時期・同じ地域で生まれた他のジャンル
- エレクトロニックテック・ハウス
- エレクトロニックUKガラージ
- ロック・メタルハッピー・ハードコア
- ロック・メタルブリットポップ
- エレクトロニックニューロファンク
- エレクトロニックリキッド・ドラムンベース
- エレクトロニックジャンプ・アップ
- エレクトロニックジャングル
