ニューロファンク
2000年前後にEd Rush & Optical、Noisiaが確立した、機械的でハードなドラムとベースのドラムンベース・サブジャンル。
どんな音か
ドラムンベースの最難関版。ドラムは細かく刻まれた電子パーカッションで、いくつもの層が重なる。ベースラインは暗く、冷たく、メカニカル。ボーカルはほぼない。全体的に『機械が思考している』かのような無機質な緊張感に満ちている。一曲の中で複数のドラム・パターンが層化される。
生まれた背景
2000年代初頭、UKのドラムンベース・シーンから派生。Ed Rush & Optical、Noisia が中核。サイバーパンク、デジタル文化の加速を音にした動き。ジャンル内で『怖い』『未来的』『不安定』というイメージが定着した。
聴きどころ
ドラムの複雑さに耳を奪われがちだが、ベースラインの動き、サイド・チェーンの『息遣い』、スネアの明るさと暗さのコントラストに注目。一度聴き込むと、ジャンル内の細かい枝分かれが見えてくる。
発展
2010年代以降、Eatbrain、Blackoutといったオランダ・ドイツ系レーベルが国際的に展開し、欧州DnBのコア・サウンドの一つとなった。
音楽的特徴
楽器シンセ、サンプラー、ドラムマシン
リズム172-176BPM、リース・ベース、機械的グルーヴ
代表アーティスト
- Ed Rush & Optical
- Noisia
代表曲
- Watermelon — Ed Rush & Optical (1998)
- Wormhole — Ed Rush & Optical (1998)
- Diplodocus — Noisia (2008)
- Machine Gun — Noisia (2010)
- Stigma — Noisia (2014)
Phantom (Original Mix) — Ed Rush & Optical (2002)
日本との関係
初めて聴くなら
Noisia『Machine Gun』か『Stigma』をクラブ環境で体験すること。もしくはヘッドフォンで、夜間、PC作業をしながら聴く。この音楽は『集中のための環境』として機能する。
