ノイエ・ドイチェ・ヴェレ
ドイツ語で歌う、前衛電子からチャート・ポップまでの独製ニュー・ウェイヴ。
どんな音か
生まれた背景
聴きどころ
発展
NenaやTrioがチャートを賑わせる一方、DAFのようなバンドはミニマルで硬質な電子音を突き詰めた。短期間で過熱と飽和を経て下火になった。
出来事
- 1979年: ノイエ・ドイチェ・ヴェレの胎動。
- 1981年: DAF『Der Mussolini』がミニマル電子の代表に。
- 1983年: Nena『99 Luftballons』が国際的大ヒット、NDWの頂点。
派生・影響
後年のドイツ語ロックやエレクトロ、テクノ・ポップの自国語表現に道を開いた、ドイツ大衆音楽の重要な転換点になった。
音楽的特徴
楽器シンセサイザー、ドラムマシン、エレキギター、ベース、シーケンサー
リズム機械的で反復的なビート、ミニマルな構成、パンク由来の性急さとポップな歌メロ
代表アーティスト
- Deutsch Amerikanische Freundschaft (DAF)
- Trio
- Nena
代表曲
- Der Mussolini — Deutsch Amerikanische Freundschaft (DAF) (1981)
- Da Da Da — Trio (1982)
- 99 Luftballons — Nena (1983)
日本との関係
初めて聴くなら
Nena『99 Luftballons』(1983)がポップな入り口。前衛で硬質な側を知るならDAF『Der Mussolini』(1981)を。
豆知識
『99 Luftballons』は、風船を敵のミサイルと誤認して核戦争に至るという、冷戦下の偶発戦争への風刺を歌った曲で、能天気なメロディとは裏腹に重い主題を抱えている。
