フラメンコ
スペイン南部アンダルシア地方の、歌・踊り・ギターからなる伝統芸能。
どんな音か
生まれた背景
起源は18世紀末から19世紀初頭、アンダルシアのロマ(ヒターノ)、ムーア人系、ユダヤ系の音楽伝統が混ざり合う社会の底辺から生まれた。19世紀後半から「カフェ・カンタンテ」(フラメンコを聴かせる酒場)が成立し、20世紀前半にカマロン・デ・ラ・イスラ(カマロン)、20世紀後半にパコ・デ・ルシアが世界化した。1980年代以降、ファルキート、トマティート、ヴィセンテ・アミーゴ、エストレージャ・モレンテ、ロサリアと続く。
聴きどころ
12拍のブレリアス、ソレア・ポル・ブレリア、シギリージャの「コンパス」(拍の取り方)。歌い手のコブシ(メリスマ)、絶叫、ささやき。ギタリストとダンサーと歌い手と手拍子のあいだのコール&レスポンス。録音より、ライブで観るほうが圧倒的に分かりやすい音楽。
音楽的特徴
楽器フラメンコギター、カスタネット、手拍子(palmas)、声、靴音(zapateado)
代表アーティスト
- Paco de Lucía
- Camarón de la Isla
- Tomatito
代表曲
- Entre Dos Aguas — Paco de Lucía (1973)
- Almoraima — Paco de Lucía (1976)
- La Leyenda del Tiempo — Camarón de la Isla (1979)
- Volando Voy — Camarón de la Isla (1979)
- Spain (Concierto de Aranjuez) — Paco de Lucía (1991)
