K-pop
1990年代以降の韓国で発展した、ダンス・アイドル・映像演出と結合したポップ音楽。
どんな音か
BPMは100台後半から130台。打ち込みのキックは前面に出ず、シンセベースとサンプルされたパーカッションが下から押し上げる。ボーカルは何人かのメンバーで分担し、Aメロ・サビ・ラップ・ダンスブレイク・落ちサビ……と1曲のなかで景色がいくつも切り替わる。コーラス処理は分厚いが、ライブで歌うことを前提に主旋律はくっきり残る。MV、振り付け、衣装、コンセプトムービーが「曲」とほぼ同格に作られていて、音だけ聴くより映像と一緒に体験するほうが構造が分かりやすい。
生まれた背景
聴きどころ
イントロ、Aメロ、プリコーラス、サビ、ラップ、ダンスブレイク、落ちサビ。各セクションが2〜4小節で次に進むので、最初は「いま何小節目か」より「いまどの面に入ったか」を追うとリズムがつかめる。サビでメインボーカルがどこを担当するか、ハモリがどう積まれるか、低音シンセが何拍目で入るかも聴きどころ。MV付きで観ると振り付けがそのまま曲の構造解説になっていることが多い。
音楽的特徴
楽器シンセ、ドラムマシン、声、しばしば多言語のラップ
代表アーティスト
- Girls' Generation (소녀시대)
- BTS
- BLACKPINK
代表曲
- Gee — Girls' Generation (소녀시대) (2009)
- Gangnam Style (2012)
- Spring Day — BTS (2017)
- DDU-DU DDU-DU — BLACKPINK (2018)
- Dynamite — BTS (2020)
日本との関係
東方神起、KARA、少女時代の進出(2010年前後)から日本市場は常に最大の海外売上先。BoAは韓国で生まれた歌手だが日本語アルバムでオリコン1位を取った最初の海外女性アーティストでもある。最近はNiziU、JO1、TWICEのMINAやMOMOら、日本人メンバーを正規メンバーとして含む第4世代グループが当たり前になり、日韓の境界はほぼ消えた。秋元康グループの48/46系列がコンセプト面でNewJeans周辺と相互参照する場面も増えている。
