Kインディー
2000年代以降の韓国で発展した、メジャーK-popと一線を画す独立系のロック・フォーク・電子音楽。
まずはここから
ひとことで言うと2000年代以降の韓国で発展した、メジャーK-popと一線を画す独立系のロック・フォーク・電子音楽。
まずはこの曲からThe Black Skirts (검정치마) — Antifreeze ▶ YouTube
代表的な人The Black Skirts (검정치마)
どんな音か
聴きどころ
ヒョゴ(Hyukoh)の曲では、ボーカルのオム・サヌクの声がギターのリバーブと溶け合って輪郭が曖昧になっていく部分に注目する。ジャンナビでは、音の「古さ」——アナログ的な暖かみを意図して作り込んだ質感——を聴き分けてみる。ブラック・スカーツはギターのコード進行とボーカルのメロディーの関係がポップで整理されていて、最も一般的なリスナーに届きやすい。
初めて聴くなら
ヒョゴの『위잉위잉』(2014年)を夜に聴く。短い曲なのに音像が大きく、一曲でこのジャンルの質感がつかめる。続けてジャンナビの『주저하는 연인들을 위해』(2019年)を聴くと、Kインディーの別の顔が見えてくる。
代表アーティスト
- The Black Skirts (검정치마)
- Hyukoh
- Jannabi (잔나비)
代表曲
- The Black Skirts (검정치마) — Antifreeze (2009)
- Hyukoh — Comes and Goes (2014)
- Hyukoh — 위잉위잉 (2014)
生まれた背景
2000年代初頭、ソウルの弘大(ホンデ)周辺に小さなライブハウスが集まり、メジャーの芸能事務所とは無関係に活動するバンドや弾き語りアーティストのシーンが育った。SoundCloudやYouTubeの普及で2010年代に海外まで広がり始め、日本や中国の若いリスナーにも届くようになった。
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K-popのシステム(長期トレーニング・振り付け・グループ制)に対するオルタナティブとして語られることが多い。
その後の代表曲
- Hyukoh — TOMBOY (2017)
- Jannabi (잔나비) — 주저하는 연인들을 위해 (2019)
日本との関係
豆知識
「弘大(ホンデ)」は弘益大学の略称で、美術系の大学が立地していることから1990年代にアーティストやライブハウスが集まり始めた。現在は商業化が進みかつての小屋は少なくなっているが、地名は今もKインディーの象徴として使われている。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
Kインディーが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
