トロット
20世紀前半の朝鮮半島で成立した、Foxtrotと演歌の影響を受けた大衆歌謡。
どんな音か
聴きどころ
初めて聴くなら
古典なら、Lee Mi-ja『동백 아가씨 (Camellia Lady)』(1964)。韓国Trotの最高峰の一つ。Nam Jin『가슴아프게 (My Heart Aches)』(1967)、Tae Jin-ah『사랑은 아무나 하나 (Love is Not for Everyone)』(1995)。最近のものなら、Im Young-woong『이제 나만 믿어요 (Trust Only Me)』(2020)。
代表アーティスト
- 李美子
- Na Hoon-a (나훈아)
- Tae Jin-ah (태진아)
代表曲
- 李美子 — 동백 아가씨 (1964)
- Na Hoon-a (나훈아) — 잡초 (1982)
- Tae Jin-ah (태진아) — 사랑은 아무나 하나 (2000)
もっと見る(あと1件)
- 李美子 — 東京夜曲 (1964)
生まれた背景
日本統治時代(1910〜45)に、日本の「演歌・歌謡曲」の影響を受けて朝鮮半島で成立した「Yu-Haeng-ga(流行歌)」が起源。戦後、独立した韓国大衆音楽として発展、1960〜70年代にIhmiae Hyun-mi、Lee Mi-ja、Nam Jin、Tae Jin-ahらが黄金期を作った。
続きを読む
1990年代以降は商業的に縮小したが、Tae Jin-ah、Joo Hyun-mi、Hong Jin-young、最近ではIm Young-woong(オーディション番組『ミスター・トロット』2020で優勝)が新世代として台頭。「内ばあさんの音楽」というイメージから、近年は若い世代も聴くジャンルに復活している。
その後の代表曲
- Na Hoon-a (나훈아) — 테스형 (2020)
日本との関係
豆知識
「Trot」(트로트)の名前は、日本統治時代に「フォックストロット(Foxtrot)」のリズムを取り入れた歌謡曲が「トロット」と略されたのが起源。日本語の「演歌」と語源・成立は異なるが、機能的には同じ役割を持つ。
続きを読む
2020年のオーディション番組『ミスター・トロット』(TV朝鮮)が大ヒットし、Trotブームが再起動した。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
トロットが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
