マンボ
1940年代キューバで成立した、ソン・クバーノとアフリカ系儀礼音楽が交わる、ホーンが叫ぶ高速ダンス音楽。
まずはここから
ひとことで言うと1940年代キューバで成立した、ソン・クバーノとアフリカ系儀礼音楽が交わる、ホーンが叫ぶ高速ダンス音楽。
まずはこの曲からMachito — Tanga ▶ YouTube
代表的な人Machito
どんな音か
1940年代キューバ生まれのビッグバンド・ダンス音楽。BPM 130〜180。ピアノ、コントラバス、トランペット・サックス・トロンボーンのホーンセクション、コンガ、ボンゴ、ティンバレス、ヴォーカル。リズムは「クラーベ」(2小節の基本パターン)が支配し、ホーンセクションが激しく合いの手を入れる。歌は男声・女声両方、スペイン語、コール&レスポンス形式が多い。歌詞はダンス、恋愛、ストリート。録音はホーンの分厚さとパーカッションの細かさを両立させるバランス。
このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。
聴きどころ
ホーンセクションのキメ(短い合奏フレーズ)が2〜4小節おきに入る規則性。ピアノの「モントゥーノ」(2小節の繰り返しパターン)。ベースの「トゥンバオ」(3拍目から入る独特のシンコペーション)。ティンバレス(2連の金属太鼓)のソロが入るところは見せ場。
初めて聴くなら
代表アーティスト
- Machito
- Pérez Prado
- Tito Puente
代表曲
- Machito — Tanga (1943)
- Pérez Prado — Mambo No. 5 (1949)
- Tito Puente — Ran Kan Kan (1949)
もっと見る(あと2件)
- Pérez Prado — Mambo Jambo (1950)
- Pérez Prado — Mambo No. 8 (1950)
生まれた背景
音楽的特徴の詳細
楽器ピアノ、ホーンセクション、コンガ、ボンゴ、ティンバレス、声
リズムクラベ2-3、モントゥーノ、ホーン・マンボ・セクション
発展
1950年代のニューヨークで「マンボ・キング」(マチート、ティト・プエンテ、ティト・ロドリゲス)がパラディウム・ボールルームを拠点に発展させ、アメリカン・ジャズと深く交差した。1950年代末にチャチャチャに席を譲り、1960年代以降サルサに統合された。
出来事
- 1938: アルカニョが「マンボ」セクション導入
- 1948: ペレス・プラドがメキシコで『マンボ・No.5』
- 1951: パラディウム全盛期
- 1959: キューバ革命
派生・影響
ソン・クバーノから派生してマンボが成立、続いてチャチャチャ、サルサへ展開。アフロ・キューバン・ジャズとも深く交差。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
マンボが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
