ティンバ
1990年代キューバ「特殊な期間」(ソ連崩壊後の経済危機)に生まれた、サルサとアフロ・キューバン・ジャズ・ファンクの強烈な融合体。
まずはここから
ひとことで言うと1990年代キューバ「特殊な期間」(ソ連崩壊後の経済危機)に生まれた、サルサとアフロ・キューバン・ジャズ・ファンクの強烈な融合体。
まずはこの曲からNG La Banda — No Se Puede Tapar el Sol ▶ YouTube
代表的な人Los Van Van
どんな音か
ティンバは、キューバのサルサ系ダンス音楽を、ファンク、ジャズ、アフロ・キューバン・リズム、強烈なブラスで過熱させた音楽。ベースは複雑に跳ね、ピアノは鋭く刻み、コーラスとホーンが観客を煽る。NG La BandaやLos Van Vanの曲では、アンサンブルが突然切り替わり、ダンサーの身体を振り回す。
このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。
聴きどころ
ベースとピアノの噛み合いを聴くとよい。一定に踊れるようで、突然ブレイクやコールが入り、全員が別方向へ跳ねる。ホーンの鋭い合図、コロと呼ばれるコーラス、歌手の煽りが、ライブのような緊張を作る。
初めて聴くなら
入口は「No Se Puede Tapar el Sol — NG La Banda (1989)」。ティンバ前夜の鋭さがある。90年代の熱は「La Bruja — NG La Banda (1993)」。Los Van Vanの大衆性とグルーヴは「Soy Todo — Los Van Van (1995)」で聴ける。
代表アーティスト
- Los Van Van
- NG La Banda
- Pupy y Los Que Son Son
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- Havana D'Primera
代表曲
- NG La Banda — No Se Puede Tapar el Sol (1989)
- NG La Banda — La Bruja (1993)
- Los Van Van — Aquí el Que Baila Gana (1995)
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- Los Van Van — Soy Todo (1995)
- Los Van Van — Que Sorpresa (1998)
生まれた背景
1990年代のキューバで、ソ連崩壊後の経済危機、特殊な期間の中から生まれた。困難な時代にもクラブやダンスの熱は強く、音楽家は高度な演奏力をポピュラー音楽へ注ぎ込んだ。
音楽的特徴の詳細
楽器ピアノ、ベース、ドラムキット、コンガ、ティンバレス、ホーン、声
リズム高速2-3クラベ、複合打楽器、ホーン即興
発展
1990年代後半マニー・ロペスのチャランガ・ハバネラ、イサック・デルガドらが世代を更新し、ロス・ヴァン・ヴァンは半世紀以上活動を続ける。米国マイアミのキューバ系移民音楽家との交流もあり、サルサ・モンテーニョと並ぶ現代ラテン・ダンスの核となった。
出来事
- 1989: ソ連崩壊・特殊期間開始
- 1993: NGラ・バンダ「La Bruja」
- 1996: チャランガ・ハバネラ「Te Pone La Cabeza Mala」
- 2010: ティンバ国際フェスティバル
派生・影響
サルサから派生してティンバが成立。アフロ・キューバン・ジャズ、ラテン・ファンクと相互影響。
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
ティンバが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
