アップリフティング・トランス
1990年代後半、感情高揚を志向するトランスのメインストリーム形式。Tiësto、Armin van Buurenらが代表。
まずはここから
ひとことで言うと1990年代後半、感情高揚を志向するトランスのメインストリーム形式。Tiësto、Armin van Buurenらが代表。
まずはこの曲からFerry Corsten — Out of the Blue ▶ YouTube
代表的な人Ferry Corsten
どんな音か
アップリフティング・トランスは、1990年代後半以降のトランスの中で、感情の高揚と大きなメロディを前面に出すスタイル。速めの四つ打ち、アルペジオ、長いビルドアップ、空へ開けるようなブレイクが特徴である。クラブで踊る音楽でありながら、サビに近い主旋律が強く、聴き手の感情を一気に持ち上げる。
聴きどころ
キックの上で、細かいシンセの反復が少しずつ開いていく過程を聴く。ブレイクではビートが抜け、パッドと主旋律が広がり、ドロップで全体が戻る。この落差がアップリフティングの快感である。メロディが甘く感じられることもあるが、音色の透明感と展開の長さが合うと、大きな会場で強い一体感を生む。
初めて聴くなら
入口は「Out of the Blue — Ferry Corsten (1999)」。明るいシンセと高揚感がジャンルの基本を示している。続けて「In and Out of Love — Armin van Buuren (2008)」でボーカル曲の形を、「Adagio for Strings — Tiësto (2005)」でクラシック旋律をフェス向けに変える手法を聴くとよい。
代表アーティスト
- Ferry Corsten
代表曲
- Tiësto — Adagio for Strings (2005)
- Ferry Corsten — Out of the Blue (1999)
- Ferry Corsten — Punk (2002)
もっと見る(あと1件)
- Ferry Corsten — Made of Love (2008)
生まれた背景
オランダ、ドイツ、イギリスのクラブシーンで、プログレッシブ・トランスやユーロダンスの要素を取り込みながら広がった。Tiësto、Armin van Buuren、Ferry Corstenらが大規模フェスやラジオ番組を通じて国際的に人気を得た。
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2000年代には、EDM以前の大規模ダンスミュージックの中心的な形式の一つになった。
音楽的特徴の詳細
楽器シンセ、ピアノ、ストリングス、TR-909
リズム138-142 BPM、4つ打ち、長いビルドアップ
発展
2000年代を通じて世界的トランスシーンの中核となり、2010年代以降はProgressive Tranceや EDM Big Roomへ吸収されていった。
出来事
- 1999: Ferry Corsten『Out of the Blue』 / 2001: ASOT放送開始 / 2008: Armin van Buuren『Imagine』
派生・影響
Progressive Trance、EDM。
その後の代表曲
- Armin van Buuren — In and Out of Love (2008)
日本との関係
豆知識
アップリフティング・トランスでは、曲の中盤に長いブレイクを置くことが多い。踊りを止めるように見えて、実際にはドロップの爆発力を最大にするための時間である。
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DJセットでは、このブレイクをどうつなぐかが会場の感情を左右する。
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