ハパハオレ
20世紀前半に米国で流行した、英語歌詞のハワイ風ポップ。
まずはここから
ひとことで言うと20世紀前半に米国で流行した、英語歌詞のハワイ風ポップ。
まずはこの曲からMy Little Grass Shack in Kealakekua Hawaii ▶ YouTube
代表的な人Alfred Apaka
どんな音か
聴きどころ
スティールギターの音程が滑るところを聴くと、ハワイらしい浮遊感がすぐ分かる。歌詞は英語で分かりやすく、メロディは一緒に口ずさみやすい。リズムは激しく踊らせるより、身体を左右に揺らす程度の穏やかさで、コーラスの柔らかさが曲の中心になる。
初めて聴くなら
甘い歌声の入口なら「Beyond the Reef — Alfred Apaka (1950)」。ラウンジ感を味わうなら「Tiny Bubbles — Don Ho (1966)」。古い観光ポップとしての明るさを聴くなら「Pearly Shells — Don Ho (1967)」も分かりやすい。
代表アーティスト
- Alfred Apaka
- Don Ho
代表曲
- My Little Grass Shack in Kealakekua Hawaii (1933)
- Alfred Apaka — Sweet Leilani (1948)
- Alfred Apaka — Beyond the Reef (1950)
もっと見る(あと3件)
- Don Ho — I'll Remember You (1965)
- Don Ho — Tiny Bubbles (1966)
- Don Ho — Pearly Shells (1967)
生まれた背景
1910年代以降、ハワイがアメリカ合衆国本土の観光地として売り出されるなかで広まった。Hapa haoleは混血、半分白人という意味を含む言葉で、音楽では英語とハワイ的な題材が混ざった曲を指す。
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伝統的なハワイ音楽そのものというより、観光産業、ラジオ、映画、ホテルのショーで作られたポップなハワイ像と結びつく。
音楽的特徴の詳細
楽器スティール・ギター、ウクレレ、ピアノ、声、バンド
リズムティン・パン・アレー的拍子、ハワイ語混在英語詞、商業化されたエキゾチズム
発展
1930〜40年代にハリー・オーウェンズ・ハーブ・オータ・アルフレッド・アパカら歌手が活躍し、ラジオ・映画(『ワイキキ・ウェディング』1937年)で全米に広まった。1950年代のティキ・カルチャー・ブームでさらに人気を拡大した。
出来事
- 1915年: サンフランシスコ国際博でのハワイ館。
- 1930年代: ラジオ全米放送でハワイアン・ブーム。
- 1937年: 映画『ワイキキ・ウェディング』。
- 1959年: ハワイ州昇格。
- 1970年代: ハワイアン・ルネサンスでハパハオレ批判。
派生・影響
戦後米国のエキゾチカ音楽(マーティン・デニーら)・サーフ・ロック(ザ・ベンチャーズ等)の精神的源流となり、現代ハワイ観光音楽の基盤も提供した。
日本との関係
豆知識
ハパハオレは親しみやすい一方で、外部向けに作られたハワイ像を含む。聴くときは、先住ハワイアンの伝統音楽や現代ハワイ音楽とは別の、観光とポップスが交差した音として捉えると見え方が豊かになる。
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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