フレンチコア
フランス発のハードコア・テクノ。ガバよりさらに速いBPM(180〜220台)に、シンコペートしたキックと歪んだシンセを組み合わせた様式。
まずはここから
ひとことで言うとフランス発のハードコア・テクノ。ガバよりさらに速いBPM(180〜220台)に、シンコペートしたキックと歪んだシンセを組み合わせた様式。
まずはこの曲からDr. Peacock — Trip to France ▶ YouTube
代表的な人Dr. Peacock
どんな音か
BPMは180から速いものは220を超える。ガバ(ガバー)が四つ打ちのキックを原則とするのに対し、フレンチコアの最大の特徴はキックのシンコペーション——強拍の直前か直後に入る「ズラし」が連続することで、足元がぐらつくような浮遊感と加速感が同時に生まれる。音質はざらついていて、シンセは歪みと共鳴を強調するために意図的に低品質に聞こえるよう処理されていることが多い。メロディラインは短いフレーズをループさせるか、逆にまったく存在しない曲も珍しくない。ボーカルサンプルは叫び声やフランス語のセリフが断片的に挿入される程度で、「歌」を主役にしない。フロアで聴くと、体感速度がBPM数字より速く感じる——それがこのジャンルの音響的な仕掛けのひとつ。
聴きどころ
初めて聴くなら
代表アーティスト
- Dr. Peacock
代表曲
- Dr. Peacock — Trip to France (2014)
- Dr. Peacock — Trip to Holland (2015)
- Dr. Peacock — Frenchcore Worldwide (2016)
もっと見る(あと2件)
- Dr. Peacock — Hardcore Vibes (2018)
- Dr. Peacock — Frenchcore Bringer (2014)
生まれた背景
音楽的特徴の詳細
楽器DAW、ディストーション・キック、シンセ
リズム200-220 BPM、シンコペ・キック
発展
2010年代Peacock RecordsやNeophyte Recordsが国際展開、Defqon.1にも組み込まれた。
出来事
- 2014: Dr. Peacock『Trip to France』 / 2018: Sefa活動拡大
派生・影響
Hardcore Techno、Tribecore。
日本との関係
豆知識
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Peacockはオランダを拠点に活動しており、「Trip to Holland」(2015)というタイトルの曲を出していることも、この二国間の文化的な往来を示している。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
フレンチコアが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
