ボーカロイド
2000年代後半の日本で、合成音声ソフト初音ミクを中心に成立したインターネット音楽文化。
まずはここから
ひとことで言うと2000年代後半の日本で、合成音声ソフト初音ミクを中心に成立したインターネット音楽文化。
まずはこの曲から初音ミク — メルト ▶ YouTube
代表的な人ryo (supercell)
どんな音か
ヤマハが2003年に発表した歌唱合成エンジン「VOCALOID」を使用した楽曲群。BPM 100〜180と幅広い。シンセサイザー、ピアノ、エレキギター、エレキベース、ドラム、効果音。VOCALOIDのキャラクター(初音ミク、巡音ルカ、KAITO、MEIKO、鏡音リン・レンなど)が歌唱を担当。人間が歌うよりも高音域・速いパッセージが可能なため、楽曲は人間ヴォーカルより複雑になる傾向。歌詞は日本語が中心、テーマは恋愛、青春、孤独、SF、社会批判、内省、悲劇。録音はクリアで打ち込みらしい質感、ニコニコ動画/YouTube視聴を意識した混合。
聴きどころ
VOCALOIDの音色: 人間声の合成だが、独特の機械的な質感が残る。これを「弱点」と捉えず「楽器の個性」として活かす作曲。人間が歌えない超高速・高音域の旋律が頻発。歌詞は文学性が高く、繰り返し聴くほど発見がある。MV(ニコニコ動画/YouTube)と一緒に視聴する文化。
初めて聴くなら
1曲だけ聴くなら、ryo (supercell)『メルト』(2007、初音ミク)。VOCALOID時代を切り開いた楽曲。wowaka『ワールズエンド・ダンスホール』(2010、初音ミク・GUMI)、ハチ(米津玄師)『マトリョシカ』(2010、初音ミク・GUMI)、Hachi『砂の惑星』(2017)。
代表アーティスト
- ryo (supercell)
- 初音ミク
- DECO*27
もっと見る(あと6件)
- 黒うさP
- wowaka
- ハチ
- 米津玄師
- Chinozo
- Kanaria
代表曲
- 初音ミク — メルト (2007)
- ryo (supercell) — ワールドイズマイン (2008)
- ハチ — マトリョシカ (2010)
もっと見る(あと2件)
- wowaka — ローリンガール (2010)
- 黒うさP — 千本桜 (2011)
生まれた背景
その後の代表曲
- Kanaria — KING (2020)
- Chinozo — グッバイ宣言 (2020)
- DECO*27 — ヴァンパイア (2021)
もっと見る(あと1件)
- DECO*27 — モザイクロール Reboot (2020)
日本との関係
豆知識
初音ミクの「ミク」は「未来(の音)」が由来、「初音」は「初めて」を意味する。彼女の声は声優の藤田咲(当時22歳)から採取された音素を合成したもの。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
ボーカロイドが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
