電波ソング
意味不明・過剰反復・キャラクター声優中心の歌詞構造を持つ、日本のオタク文化系ノヴェルティポップ。
まずはここから
ひとことで言うと意味不明・過剰反復・キャラクター声優中心の歌詞構造を持つ、日本のオタク文化系ノヴェルティポップ。
まずはこの曲からでんぱ組.inc — W.W.D ▶ YouTube
代表的な人桃井はるこ
どんな音か
意味不明・過剰反復・ナンセンス歌詞が特徴のボーカル・ポップ。ボーカルはキャラクター声優または『キャラクター化した個人』。音楽的には J-pop の枠組みながら、意図的に『違和感』『ずれ』を持ち込む。シンセ、サンプル、ボーカロイド的な音声処理が自然に混在。『楽しさ』『気持ち悪さ』『中毒性』が一体化している。
聴きどころ
『意味を求める』ことを放棄する。反復される『音の塊』が『意味』を持たずに快感を与える。でんぱ組『Kaeshite! Knee Socks』(2013) では、『Knee Socks』という造語がナンセンスながら『かわいさ』として機能。桃井『W.W.D』(2012) は『何を表現しているのか』が曖昧なまま、その『曖昧さ』が音の本質。
初めて聴くなら
でんぱ組『Kaeshite! Knee Socks』(2013) は短く(2 分 30 秒)、中毒性が明確。桃井『Tronikana』(2003) で『電波ソング』の原型を。
代表アーティスト
- 桃井はるこ
- でんぱ組.inc
代表曲
- でんぱ組.inc — W.W.D (2012)
- でんぱ組.inc — Kaeshite! Knee Socks (2013)
- でんぱ組.inc — DPG Lullaby (2014)
もっと見る(あと2件)
- でんぱ組.inc — Sansan Sunshine (2015)
- 桃井はるこ — Tronikana (2003)
生まれた背景
2000年代初頭、同人音楽シーン(特にニコニコ動画)で『電波的な感覚(意味不明だが中毒的)』を意識的に音楽化したジャンル。桃井はるこ『Tronikana』(2003) が先駆的な作品で、その後『ボーカロイド文化』『アニメ』『ノヴェルティーポップ』が融合。
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2000年代後半から 2010年代にかけて、でんぱ組などアイドルグループが電波ソング的な楽曲で大衆化。
音楽的特徴の詳細
楽器シンセ、声、バンド編成
リズム高速、反復フック、ピッチ高めヴォーカル
発展
後の同人音楽・Vocaloid文化に流入し、アニソンの一形態として定着した。
出来事
- 2003: UNDER17活動本格化 / 2005: 『電波ソング全集』
派生・影響
Akiba-pop、Vocaloid、Doujin Music。
日本との関係
豆知識
『電波』は日本語で『変な電波を受信している』という比喩から、『意味不明だが中毒的』という意味で使われるようになった。『電波ソング』の『ソング』は英語の song で、純粋な『歌曲』というより『ネタ楽曲』に近い。
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でんぱ組は『でんぱ組.inc』という企業名で活動しており、その『企業性』と『ナンセンス』の混在もジャンルの特徴。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
電波ソングが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
