ロック・メタル

ジェント

Djent

国際 / 北欧 · 2007年〜

2000年代後半に Meshuggah の影響下で成立した、低音弦のパームミュート・ポリリズム志向のメタル。

どんな音か

BPM 160~200の高速領域で、ギターは『7弦以上の低音弦』をパームミュート(手の側面で弦を制御)しながら『ブゥン、ブゥン』という歯切れ良い音を繰り返す。このパターンは『単一の拍子ではなくポリリズム』を構成し、ドラムもそれに呼応する。ボーカルは『メロディック』で、下部の『複雑さ』と上部の『唱いやすさ』が極端に対比される。録音は『明瞭』で、各楽器が『分離して』聴こえる。

生まれた背景

Meshuggahが1990年代から『ポリリズム・ギター』を開発し、2000年代後半に Periphery や Animals as Leaders といったプロデューサーたちが『Meshuggahのテクニックをプログレッシブ・メタルに統合』した。Meshuggahの『実験性』を若い世代が『確立されたジャンル』として再度プロダクション化した。

聴きどころ

『Bleed — Meshuggah』でのギターの『絶妙な『ズレ』』とドラムの『同期』。『Icarus Lives! — Periphery』での『複雑さの中にあるサビの美しさ』。『CAFO — Animals as Leaders』での『ギターのソロのテクニカルさ』。ジェントは『複雑さと美しさの衝突』。

発展

2010年代初頭にAnimals as Leaders、TesseractがProgressive方向に展開。Mathcore/Metalcoreとも交差。

出来事

  • 1995: Meshuggah『Destroy Erase Improve』 / 2010: Periphery『Periphery』 / 2011: Animals as Leaders『Weightless』

派生・影響

Progressive Metal、Mathcore、Metalcore。

音楽的特徴

楽器7-9弦ギター、ベース、ドラム、声

リズムポリリズム、低音パームミュート、変拍子

代表アーティスト

  • Meshuggahスウェーデン · 1987年〜
  • Peripheryアメリカ合衆国 · 2005年〜
  • Animals as Leadersアメリカ合衆国 · 2007年〜

代表曲

日本との関係

日本でもプログレッシブ・メタル好きのコアなリスナーには認知されている。ただしメインストリーム的な知名度はない。テクニカルなギタリストの間では『参照点』となっている。

初めて聴くなら

『Rational Gaze — Meshuggah』でポリリズムの基本を、『Icarus Lives! — Periphery』で『ポップ性との融合』を体験。

豆知識

ジェント』という言葉は Meshuggah のギター音の『オノマトペ』(擬音語)に由来する。つまり『音の『名前』がジャンル化した』珍しい例で、『イメージとしての名付け』である。

影響・派生で結ばれたジャンル

ジャンル関係図1960年代1970年代2000年代ジェントジェントプログレッシブロックプログレッシブロックヘヴィメタルヘヴィメタル凡例派生影響同系統
凡例
派生影響同系統
ジェントを中心とした近傍図。中心と直接結ばれるエッジが強調表示されます。

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国際 · 2007年前後 (±25年)

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