歌謡曲
戦後の日本で成立した、ジャズ・ラテン・洋楽要素を取り入れた大衆歌謡。J-POPの直接の前身。
どんな音か
生まれた背景
聴きどころ
メロディの強さと日本語の置き方を聴くとよい。母音を伸ばす場所、サビ前の転調、ストリングスやブラスの入り方が、歌手の表情を支える。古い録音では伴奏が控えめでも、歌詞の一語が前に出るように作られていることが多い。
代表アーティスト
- 美空ひばり
- 坂本九
- 山口百恵
- 松任谷由実
代表曲
- 東京キッド — 美空ひばり (1950)
- リンゴの唄 (1945)
- 上を向いて歩こう — 坂本九 (1961)
- また逢う日まで (1971)
- プレイバックPart2 — 山口百恵 (1978)
日本との関係
初めて聴くなら
戦後の明るい始まりとして「東京キッド — 美空ひばり (1950)」。国際的に知られた日本の歌なら「上を向いて歩こう — 坂本九 (1961)」。70年代の強い歌手像は「プレイバックPart2 — 山口百恵 (1978)」でよく分かる。
豆知識
歌謡曲という言葉は、いま聴くと懐メロのように感じられがちだが、当時は最新の洋楽要素を貪欲に取り込む現代的な音楽でもあった。古さと新しさが同時に入っているのが面白い。作詞家、作曲家、編曲家、歌手が分業する職業制作の強さがあり、一曲の中に時代の流行と歌手の人格がきれいに封じ込められている。
影響・派生で結ばれたジャンル
同じ時期・同じ地域で生まれた他のジャンル
- 古典特撮音楽
- ポップアニメソング(アニソン)
