イタロ・ディスコ
シンセと打ち込みで作られた、訛り英語ボーカルのヨーロッパ製ディスコ。
まずはここから
ひとことで言うとシンセと打ち込みで作られた、訛り英語ボーカルのヨーロッパ製ディスコ。
まずはこの曲からGiorgio Moroder — From Here to Eternity ▶ YouTube
代表的な人Giorgio Moroder
どんな音か
聴きどころ
まず途切れず回り続けるシンセ・ベースラインの反復に耳を傾けてほしい。次に、ネイティブではない英語発音の独特の味わい、そして派手なシンセ・ブラスやアルペジオの装飾。リズムは機械的でブレがなく、テンポは120前後に揃っている。
初めて聴くなら
Gazebo『I Like Chopin』(1983)が甘いメロディとシンセの王道。打ち込みディスコの原点を知るならGiorgio Moroder『From Here to Eternity』(1977)を。
代表アーティスト
- Giorgio Moroder
- Gazebo
- Den Harrow
代表曲
- Giorgio Moroder — From Here to Eternity (1977)
- Gazebo — I Like Chopin (1983)
- Den Harrow — Future Brain (1985)
生まれた背景
音楽的特徴の詳細
楽器シンセサイザー、アナログ・シーケンサー、ドラムマシン、ボコーダー、電子ベース
リズム四つ打ちのキック、機械的に反復するシンセ・ベースライン、テンポは概ね120前後
発展
1980年代半ばにかけてDen HarrowやGazeboらがチャートを賑わせたが、やがてユーロビートやエレクトロへと吸収されていった。
出来事
- 1977年: ジョルジョ・モロダーが『From Here to Eternity』で全面シンセのディスコを提示。
- 1983年: Gazeboの『I Like Chopin』が欧州で大ヒット。
- 1985年: Den Harrowの『Future Brain』がイタロ・ディスコ全盛期を象徴。
派生・影響
1990年代のユーロダンスやユーロビートの直接の母体となり、2000年代以降はシンセウェイヴやニューディスコの作り手が好んで参照する源泉になった。
日本との関係
豆知識
Den Harrowのように、ジャケットに立つ人物と実際に歌っていた人物が別人だった例があり、後年に発覚した。当時のイタロ・ディスコは「商品」として量産された側面が強い。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
イタロ・ディスコが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
