WorldMusic

ロシア

Russia

北欧・東欧

2022年、ロシアの音楽チャートから欧米曲がほぼ消えた。空いた席を埋めたのは自国のラップで、いまや上位の大半(おおむね8割超)を国産曲が占める。中心はロシアヒップホップ/トラップ——最大スターのMACAN、人気ラッパーのEgor Kreed、挑発的なポップで女性層を掴むInstasamka——と、ロシア・ダンス・ポップだ。Spotifyは2022年にサービスを停止し、いまはYandex MusicとVK Musicが国内の主要プラットフォームになっている。

自国アーティストの人気曲

海外アーティストの人気曲

世代・地域・経済による違い

Z世代の男性はロシアトラップ/ラップ一色、女性層ではInstasamka系の挑発的なポップが強い。30代以上はロシア・ロック(ソ連末期の象徴Kino、長年の人気バンドDDTやMashina Vremeniといった遺産)と古典的なロシア・ポップに親しむ。制裁前は欧米曲も多かったが、いまは非公式の「グレー輸入」(正規の流通ルートを通さない入手)でしか手に入らず、K-popは依然として一定の人気を保つ非西側のニャック・ハイゴアイだ。地方の小都市ほど、聴かれる曲はさらに国産寄りになる。

参考資料

- TopHit Russia: https://tophit.com/chart/top/yandex/hits/ru/weekly