イエイエ
「イェーイェー」の掛け声から名付けられた、1960年代フランスの少女主導ポップ。
どんな音か
生まれた背景
聴きどころ
あどけない歌声と、その裏に潜む大人びた仕掛けの対比が聴きどころ。ゲンスブールが少女歌手に与えた歌詞には、無邪気な響きの下に二重の意味が忍ばせてあることが多い。軽快なアレンジとコーラスの華やぎも楽しい。
発展
1965年にフランス・ギャルがゲンスブール作の『Poupée de Cire, Poupée de Son』でユーロビジョンに優勝し、潮流が頂点に達した。フランスのみならず欧州各地に同種のポップが波及した。
出来事
- 1962年: フランソワーズ・アルディ『Tous les Garçons et les Filles』がヒット。
- 1964年: シルヴィ・ヴァルタン『La plus belle pour aller danser』が人気に。
- 1965年: フランス・ギャルがユーロビジョン優勝、イエイエの頂点。
派生・影響
後年のフレンチ・ポップやインディー・ポップに愛され、世界中で繰り返し再発見・再評価される洒脱な参照源になった。
音楽的特徴
楽器エレキギター、ベース、ドラム、ピアノ、弦楽・管楽アレンジ、コーラス
リズムロックンロールやツイスト由来の軽快なビート、親しみやすい4拍子のポップ構成
代表アーティスト
- Sylvie Vartan
- Françoise Hardy
- France Gall
代表曲
- Tous les Garçons et les Filles — Françoise Hardy (1962)
- La plus belle pour aller danser — Sylvie Vartan (1964)
- Poupée de Cire, Poupée de Son — France Gall (1965)
日本との関係
初めて聴くなら
フランソワーズ・アルディ『Tous les Garçons et les Filles』(1962)が切なくも愛らしい入り口。煌びやかな側を知るならフランス・ギャル『Poupée de Cire, Poupée de Son』(1965)を。
豆知識
フランス・ギャルがユーロビジョンで優勝した『Poupée de Cire, Poupée de Son』はゲンスブールの作で、彼が後に少女歌手に与えた歌詞の二重の意味は、しばしば物議を醸した。
影響・派生で結ばれたジャンル
同じ時期・同じ地域で生まれた他のジャンル
- エレクトロニックアクースマティック音楽
- エレクトロニック確率音楽
- エレクトロニックスペクトル楽派
- 伝統・民族フェスト・ノーズ
- エレクトロニックミュジーク・コンクレート
- ヒップホップ・R&Bフランス語ラップ
