スクリーモ
1990年代カリフォルニアで成立した、Emoから派生した攻撃的・スクリーム多用のサブジャンル。
まずはここから
ひとことで言うと1990年代カリフォルニアで成立した、Emoから派生した攻撃的・スクリーム多用のサブジャンル。
まずはこの曲からSaetia — The Sweetness ▶ YouTube
代表的な人envy
どんな音か
聴きどころ
「Venus and Bacchus — Saetia (1999)」では最初の静寂からギターが割り込む瞬間のコントラストに注意する。その後、静と爆発が何回繰り返されるかを数えると曲の構造が見えてくる。「A warm room — envy (2006)」ではスクリームの間に歌われるクリーンボイスとの対比に耳を向ける。声が破れるとき、歌詞の言葉が分からなくても何かが伝わると感じる人が多い。
初めて聴くなら
「A warm room — envy (2006)」は静かに始まるため最初のハードルが低い。envy の音楽でスクリーモの感触を掴んだら、「Venus and Bacchus — Saetia (1999)」へ。こちらはより短く、より激しく、より唐突だ。
代表アーティスト
- envy
- Saetia
代表曲
- Saetia — The Sweetness (1998)
- Saetia — Venus and Bacchus (1999)
- Saetia — Postcards (1998)
もっと見る(あと1件)
- Saetia — Notintheface (1998)
生まれた背景
スクリーモは1991〜92年頃、カリフォルニア州サンディエゴとサンフランシスコのアンダーグラウンドシーンで発生した。エモ(Emo)が感傷的な歌詞とクリーンボイスを特徴としていたのに対し、スクリーモはより攻撃的なヴォーカルと非線形的な曲構造を選んだ。
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ジャスパー(Heroin)、パーラメント・オブ・オウルズなどのバンドが初期のスタイルを定め、サエティアやInjury、Neil Perryが1990年代後半に洗練させた。2000年代にMySpaceでファンが増えたが、ヘヴィロック系「スクリーモ」(ホークス・オブ・ファイアなど)との混同が起きて用語が揺らいでいる。
音楽的特徴の詳細
楽器ディストーションギター、ベース、ドラム、シャウト声
リズム可変、急激ダイナミクス、激しいスクリーム
発展
2000年代Saetia/Orchid/City of Caterpillarが第二波を形成。日本にもenvy、heaven in her armsが登場した。
出来事
- 1991: Heroin結成 / 1999: Saetia『Saetia』 / 2002: City of Caterpillar『City of Caterpillar』
派生・影響
Emo、Post-hardcore、Mathcore、Powerviolence。
その後の代表曲
- envy — A warm room (2006)
- envy — Insomniac Doze (2006)
- envy — Hare Tsuki (2003)
日本との関係
豆知識
サエティアは1997〜2001年の活動期間中にアルバムを1枚しかリリースせず、音源の多くはシングルやコンピレーション収録だった。解散後に海外からの評価が急増し、ブートレグや非公式リリースが出回ったが、2014年に公式コンピレーションがリリースされた。
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envy は初期から日本語と英語のどちらでも歌詞を書き、どちらの言語圏でも「言葉が壁にならない」音楽として受け入れられた。
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
スクリーモが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
