Gファンク
1990年代の西海岸Hip Hopを象徴する、Funkサンプルとシンセを多用したスタイル。
まずはここから
ひとことで言うと1990年代の西海岸Hip Hopを象徴する、Funkサンプルとシンセを多用したスタイル。
まずはこの曲からDr. Dre — Nuthin' but a 'G' Thang ▶ YouTube
代表的な人Dr. Dre
どんな音か
Gファンクの「G」はGangsta(ギャングスタ)の頭文字。音の核はP-Funk(ジョージ・クリントンのParlament/Funkadelicなど)から大量にサンプリングしたシンセの音色で、キーボードかシンセが低くゆったりしたメロディラインを奏でる。ドラムはスローに落とした808のキックと太いスネアで、BPMは80〜95程度——ヒップホップとしてかなりゆっくり。その上にDogg Pound流の引き伸ばした発音のラップが乗る。特徴的なのはシンセウィスパー(高い倍音を持つ細い音色)がメロディを彩る点で、Dr. Dreの「Nuthin' but a 'G' Thang」(1992)のイントロ数秒で即座に分かる。全体の空気は「西海岸の午後」——焦らず、暴力性と開放感が同居する。
聴きどころ
「Nuthin' but a 'G' Thang」(1992)のイントロで鳴るシンセの音色と、スローに落とした808ドラムの関係を最初に聴いてほしい。続けてWarren Gの「Regulate」(1994)では同じFunkサンプルの構造(マイケル・マクドナルドの「I Keep Forgettin'」がベース)がどう変形されているかが分かる。ラップの声の乗せ方が「急かさない」ことも意識してみると、スタイルの核心に触れられる。
初めて聴くなら
昼間ドライブしながら聴くなら、Warren Gの「Regulate」(1994)が最初の1曲として最高にハマる。夜に静かに聴くなら、Dr. Dreの「Still D.R.E.」(1999)——『2001』収録で、ピアノのリフとともに時代が凝縮されている。
代表アーティスト
- Dr. Dre
- 2Pac
- Warren G
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- Snoop Dogg
代表曲
- Dr. Dre — Nuthin' but a 'G' Thang (1992)
- Snoop Dogg — Gin and Juice (1993)
- Warren G — Regulate (1994)
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- 2Pac — California Love (1995)
- Dr. Dre — Still D.R.E. (1999)
生まれた背景
Gファンクの誕生はDr. Dreが1992年にDeathRowレコードから『The Chronic』を発表した瞬間に遡る。
日本との関係
豆知識
Gファンクのシンセ音色の多くは、実はヤマハのDX7やRoland系のFMシンセではなく、Akai MPCでサンプリングしたP-Funkのレコード音源をピッチ変換したものだ。Dr.
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Dreは「サンプルをそのまま使うのではなく、演奏し直して隙間を埋める」手法を取っており、著作権問題を避けながらFunkのグルーヴを再現していた。
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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