フットワーク
シカゴで発展した、160 BPM級のシンコペーションと激しいダンスバトルが一体化した電子音楽。
まずはここから
ひとことで言うとシカゴで発展した、160 BPM級のシンコペーションと激しいダンスバトルが一体化した電子音楽。
まずはこの曲からTraxman — Footworkin on Air ▶ YouTube
代表的な人Traxman
どんな音か
BPM 160〜180のシンコペーション。ドラムは極めて複雑で、サンプルやチョップが重なる。ベースラインは最小限。ボーカルはアクペラか、ほぼ無し。一曲は3〜4分と短く、終わると次が始まるまでの間隔も短い。音は『ダンサーのための』『足の動きを促す』ために設計されている。
聴きどころ
ドラムのシンコペーション。どうやって生成されているのか不明な複雑さ。ベースが意図的に『引いている』こと。そして一度ダンスバトルの映像を見ると、音と身体の同期がいかに精密か理解できる。
初めて聴くなら
DJ Rashad『Double Cup』(2013)をダンスバトル映像で見ながら。RP Boo『Bend Yo Body』で、より原始的な素材から始まる過程を。Traxman『フットワークin on Air』で、別のアプローチ。
代表アーティスト
- Traxman
- DJ Spinn
- RP Boo
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- DJ Rashad
- DJ Manny
- Jlin
代表曲
- Traxman — Footworkin on Air (2012)
- DJ Rashad — Brighter Dayz (2013)
- DJ Rashad — Double Cup (2013)
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- DJ Rashad — I Don't Give a Fuck (2013)
- RP Boo — Bend Yo Body (2010)
生まれた背景
1990年代後半、シカゴの南部で、DJ Rashad、RP Boo、Traxman らが発展させた。元は『Jacking』という踊りのための音楽が進化。
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ヒップホップのサンプリング技術とハウス・ミュージックの反復性、そしてシカゴの独特のダンス・バトル文化が結合。
音楽的特徴の詳細
楽器サンプラー、TR-909、ヴォーカルチョップ
リズム160 BPM、3連符シンコペーション、複雑なキックパターン
発展
2010年Planet MuのレーベルからRP Boo『Bangs & Works Vol. 1』が国際リリースされ、UK/EU/日本のクラブシーンへ波及。DJ Rashad『Double Cup』(2013)が広く批評的評価を獲得した。
出来事
- 1998頃: シカゴでJukeから分化 / 2010: RP Boo『Bangs & Works Vol. 1』 / 2013: DJ Rashad『Double Cup』 / 2014: DJ Rashad急逝
派生・影響
Juke、Jungle、Drum & Bass、IDMと交差し、後続シーンを生成。
その後の代表曲
- DJ Manny — Signals in My Head (2021)
- Jlin — Perspective (2023)
- RP Boo — I'll Tell U What! (2018)
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- Traxman — Blowout Comp Track 2 (2019)
日本との関係
日本では限定的だが、ダンス・カルチャー愛好家、エクスペリメンタル・ミュージック好きには知られている。ネット動画によるダンスバトル映像の発見と同期する形で、2010年代中盤以降、徐々に認知が広がった。
豆知識
フットワーク は『ジャンル』というより『ダンス+音楽の統合物』。アーティストは『DJ』というより『ビート・メイカー』と呼ぶべき存在。
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DJ Rashadはシカゴ南部での貧困の問題、ブラック・コミュニティの文化表現として フットワーク を位置づけていた。
影響・派生で結ばれたジャンル
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感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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