アフロビート
1960年代末にFela Kutiが確立した、Highlife・Funk・Jazzを融合した政治色の強いアフリカ音楽。
どんな音か
生まれた背景
聴きどころ
曲の最初の3分はリズムだけで構築される、その間にレイヤーが少しずつ重なる「漸増」の感覚。Tony Allenのドラム(特にバスドラとライドの絡み)。ホーンセクションのキメ(プンチェ)、ヨルバ伝統の打楽器(タルク、シェケレ)。Felaの歌は英語の社会批判で、聴き取れると現代史の教科書になる。
代表アーティスト
- Fela Kuti
- Tony Allen
- Ebo Taylor
- Femi Kuti
代表曲
- Lady — Fela Kuti (1972)
- Water No Get Enemy — Fela Kuti (1975)
- Zombie — Fela Kuti (1976)
- Sorrow Tears and Blood — Fela Kuti (1977)
- Beng Beng Beng — Femi Kuti (1999)
日本との関係
初めて聴くなら
1曲だけ聴くなら、Fela Kuti『Zombie』(1976)。軍事政権の兵士をゾンビに例えた攻撃的な政治ソング。アルバムなら、『Expensive Shit』(1975)、『Gentleman』(1973)。継承者なら、Femi Kuti『Beng Beng Beng』。
豆知識
Fela Kutiは1977年に「Kalakuta Republic」(自宅兼スタジオ)が軍に襲撃され、彼の母(女性参政権運動家のFunmilayo Ransome-Kuti)は2階の窓から投げ落とされて翌年死去した。Felaはその死を主題に『Coffin for Head of State』(1981)を作り、母の棺を軍事政権の本部に運ぶ抗議行動を実際に行った。
影響・派生で結ばれたジャンル
同じ時期・同じ地域で生まれた他のジャンル
- 伝統・民族フジ
