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ポルトガル

Portugal

西欧

ポルトガルのチャートは、おおよそ半分強がポルトガル語の曲だ。ただしその主役は大西洋の向こう、ブラジルから来る。国内勢の中心はポルトガル語のヒップホップ/トラップ(Lon3R Johny、Plutónio、Bispoら)。そこにポルトガル語圏アフリカ(PALOP=旧ポルトガル領アフリカ諸国。アンゴラ、カーボベルデ、モザンビークなど)系コミュニティ発のアフロ融合サウンドが並走する。ファドは観光客向けや中高年層のあいだに根強く残るが、商業チャートには上がってこない。

自国アーティストの人気曲

海外アーティストの人気曲

世代・地域・経済による違い

若者層は、ポルトガル語ラップと、ブラジルのファンキ(funk carioca/バイレファンキと呼ばれるブラジル産のクラブ・ダンス音楽)を、「外国の音楽」ではなく地続きのものとして分け隔てなく聴く。地方の中高年層が支えるのはファド(アマリア・ロドリゲスの遺産を継ぎ、現代ではマリーザらが担う)と往年のポルトガルのポップスだ。サハラ以南アフリカからの移民、とくにカーボベルデ系ディアスポラが奏でるモルナやコラデイラ(いずれもカーボベルデの民俗音楽)も、リスボンで独自のシーンを作っている。ポルトガル語圏のヒットの多くが大西洋の向こう側から届く——これがポルトガルのチャートの際立った特徴だ。

参考資料

- AFP: https://afp.pt/ - PortugueseCharts: https://portuguesecharts.com/