トロピカル・ハウス
2010年代中盤に流行した、スティールドラムやマリンバを取り入れた緩やかなBPMのDeep House派生。
まずはここから
ひとことで言うと2010年代中盤に流行した、スティールドラムやマリンバを取り入れた緩やかなBPMのDeep House派生。
まずはこの曲からKygo — Firestone ▶ YouTube
代表的な人Major Lazer
どんな音か
BPM 100〜115のディープハウス系。スティールドラム、マリンバ、サクソフォン(時々)、シンセ・パッド、シンセ・ベース、リムショット中心のドラム、女性ヴォーカル(時々)。「トロピカル」の名前の通り、夏のビーチ、リゾート、サンセットを音響化したような明るく穏やかな雰囲気。ヴォーカルが入る場合はメロディアスで歌い上げない。曲尺は3〜4分とラジオ向けの比較的短い構造。録音は低音控えめ、中音域の艶を強調。
聴きどころ
スティールドラムやマリンバの「ピンピン」した木琴系の音色がメロディの中心。ベースとキックの絡みは控えめで、「踊らせる」より「聴かせる」設計。サビ前のブレイクダウンと、サビでのドロップ(ベースが入る瞬間)の構造はEDM共通だが、トロピカル・ハウスでは爆発感より「静かに開く」感覚。
初めて聴くなら
代表アーティスト
- Major Lazer
- Kygo
代表曲
- Kygo — Firestone (2014)
- Major Lazer — Lean On (2015)
- Kygo — Stole the Show (2015)
生まれた背景
2013年頃、ノルウェーのKygo(クリスチャン・モンス)が、ディープハウスのテンポを下げてトロピカルな音色(スティールドラム、マリンバ)を加えたスタイルを発表。2014〜15年に世界的な大ブレイク、Kygo『Stole the Show』『Firestone』、Robin Schulz『Sugar』、Felix Jaehn『Cheerleader』(remix)、Lost Frequencies、Sam Feldtらが商業的頂点を作った。
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ジャスティン・ビーバー『What Do You Mean?』(2015)もトロピカル・ハウスの典型として大ヒット。2017〜18年以降は商業ピークを過ぎたが、現在もポップ・チャートに定期的に登場するフォーマット。
音楽的特徴の詳細
楽器シンセ、スティールドラム、マリンバ、DAW
リズム100-115 BPM、4つ打ち、メロディアスドロップ
発展
2014-16年に大流行し、Justin Bieber『Sorry』など主流ポップにも採用された。
出来事
- 2014: Kygo『Firestone』 / 2015: Justin Bieber『Sorry』
派生・影響
Deep House、EDM Pop。
その後の代表曲
- Kygo — Coming Over (2016)
- Kygo — It Ain't Me (2017)
日本との関係
豆知識
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
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