ルークトゥン
20世紀半ばのタイで成立した、農村文化を題材とするタイ大衆歌謡。
まずはここから
ひとことで言うと20世紀半ばのタイで成立した、農村文化を題材とするタイ大衆歌謡。
まずはこの曲からSuraphol Sombatcharoen — Mae Sai
代表的な人Suraphol Sombatcharoen
どんな音か
ルークトゥン(ลูกทุ่ง、「田舎の子」の意)はタイの大衆歌謡で、農村の労働と恋情を題材にした演歌的なポップだ。BPM80〜110のミドルテンポが基本で、サキソフォンや電子オルガンを軸にしたバンド編成に、ビブラートを深くかけた声をのせる。歌い手は地声を強く張り、語尾を「コブシ」のように細かく揺らす歌唱法が特徴で、タイ語の声調の上下とコブシが分かちがたく結びついている。録音は2000年代以降もあえてリバーブを深くかけ、ステージ歌謡的な箱鳴り感を残す傾向が強い。
このジャンルを特徴づける代表的なリズムパターン。再生ボタンでループ再生し、下のリズム譜で今どの拍が鳴っているかを確認できます。
キック
クラップ
ハイハット
聴きどころ
初めて聴くなら
代表アーティスト
- Suraphol Sombatcharoen
- Yodrak Salakjai
- Pumpuang Duangjan
代表曲
- Suraphol Sombatcharoen — Mae Sai (1965)
- Yodrak Salakjai — Krasae Saneha (1973)
- Pumpuang Duangjan — Sao Jai (1986)
もっと見る(あと2件)
- Pumpuang Duangjan — Hang Noi Thoi Tee (1985)
- Pumpuang Duangjan — Krathom Rim Khlong (1989)
生まれた背景
日本との関係
豆知識
Pumpuang Duangjanは生前から「タイの美空ひばり」と呼ばれることがあった。31歳でループスで亡くなったあと、彼女の生家近くに記念寺院が建ち、いまも参拝者が絶えない。
影響・派生で結ばれたジャンル
系譜図を見る
感触が近い系譜も地域も違うのに、聴くと通じるジャンル
ルークトゥンが好きな人は、この6つも刺さる可能性が高いです。系譜図には出てこない、意外な隣人たち。
